本棚から。5/12~5/16
本棚から。カラーブックス 『レディーのノート』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月12日
なんてお洒落なカラーブックス!しかし文体が自分の肌に合わずムズムズ。寝言なのか?とぼんやり眺めるうちにいつも眠くなってくる。写真はとても小粋な70年代エレガンスなのに。儚げなアンニュイに憧れて、儚げなアンニュイに拒絶される人生だった… pic.twitter.com/ysEVxUeVJy
本棚から。赤羽末吉『おへそがえる・ごん』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月13日
これはわりと最近に存在を教えてもらいました。自分が知らないだけで世の中にはこんな素敵なものがあったんだ!と思ったときのあのかんじ。ヘレンなら、ウォーター言うだろうあのかんじ。最近復刊されたので今なら定価で新品が買えるそうです(素晴らしい! pic.twitter.com/FwnzZikKz4
この、「おへそがえる・ごん」の復刊は、自粛期間中珍しく「踊りましょう」的な明るい知らせと思いました。素敵な本も、気が付けば絶版になっている今日この頃。早めに購入されることをおすすめいたします。
本棚から。杉並区立郷土博物館分館『硝子壜の残像』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月14日
本棚の整理は美術館の図録整理でもある。あの美術館への道順を思い出しながら。場所とる…片付かない…でも開くと愛しい。急に部屋に閉じこもることになっても、年寄りにはこういう記憶があるから退屈しないけど。若者はつらいだろうなあ、青空… pic.twitter.com/rSDOEJ7V0c
本棚から。『さるの三ちゃん』(復刊)佐藤義美 著・脇田和 絵
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月15日
なんかもう…。かわいさの前には。モダンさの前には。善悪とか意味ないな、サルでも宇宙人でもなんでもいいやあ。脱力しすぎて新しい世界が見えてきた。唐突な終わりかたも素敵。「あしたはみんなでまちにいきましょう。グーグーグー」。 pic.twitter.com/SyVIWILhsG
本棚から。INAX BOOKLET 『クモの網』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月16日
LIXILギャラリー今秋閉廊の報せ、とても残念。素敵なものを見せてくれる素敵な場所でした。このクモの網も、写真じゃなくて小宇宙のような標本を見せてくれた。標本を制作された船曵和代さんの「クモの糸で織物をつくりたい」という中学生時代の言葉の尊さ… pic.twitter.com/z9DQOczFhZ
この、、、LIXILギャラリー(旧INAXギャラリー)の閉廊は、ほんとうにショックです。出版部門もなくなってしまうなんて。あのクオリティを保つための苦渋の判断かもしれないけど、やっぱり惜しい‥。ほんとに素敵なギャラリー・出版物だったんだもの。今まで素敵なものを見せてくれてありがとう、閉廊まであと何回行けるかな‥。
ゆう子のグライダー
スマホに慣れたわたしの手放せないアプリ。それは「ラジコ」。ラジオって面白い。スマホでわたしの文明はすすんだのか戻ったのか。よくわからないけれど、ラジオは面白い(二回目)。
たのしみにしている番組のひとつ、「オーディナリーミュージック」。5/10のプレイリスト(サニーディ田中さんの選曲)がつきぬけていて最高だった。特に後半の「ゆう子のグライダー(神崎みゆき)」「毎日カレーで構わない(ほりゆうじ)」の流れ。特に「ゆう子のグライダー」!なんだこの歌、音源欲しいかも。
調べると、1973年に発売されたファーストアルバムが2018年に初再発されたばかりだそう。大急ぎで購入手続きをするわたし。さっそく愛聴盤になりそうな気配。買えるうちにセカンドアルバムも購入。まさか自分がこんなにフォークソングに夢中になるとは。
神崎みゆきという人を今までまったく知らなかった。自分、フォークソングを通ってこなかった!!一瞬激しく反省したけれど、ちょっと待ってリメンバーあがた森魚。あがた森魚は(ラーメン二郎のように)ジャンルを超えているのよ、と思いかけて、自分のiPodのなかにはっぴいえんど・高田渡・友川カズキ・友部正人・ジャックス・双葉双一・その他たくさんのフォークソンガー発見。自分、ハードなフォーク好きじゃん。むしろハードなフォークばかり聞いていたから、こういう屈託のないフォークソングに魅了されたんだろうか。よくわからないけれど、ラジオよ今日もありがとう。
本棚から 5/6~5/11
本棚から。茂田井武『夢の絵本』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月6日
茂田井武の絵の素晴らしさは言うまでもないんだけど、文章も最高(もっと言えば描き文字も最高…)。絵と文が重なったときの世界観はちょっと他にない。写真二枚めの、怒られているときの表情…!天国と地獄を比べて地獄を選ぶのとか、ひらがなで語る哲学… pic.twitter.com/JUd4ZiAV6M
本棚から。キンダーブック『しんだいれっしゃでしゅっぱつ』&カラーブックス 『ブルートレイン』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月7日
同じ日に、それぞれ別のお店で購入。縁を感じた。あっよく見たらキンダーブックの絵は小沢良吉さんだ。縁は自分の内側につながるのか…。カラーブックスの写真背景の思いっきり昭和なかんじ良すぎるなあ pic.twitter.com/Y6E9kz7SjW
本棚から。田村セツコ『小さなポケット』&『幸せのおくりもの』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月8日
74年にミニブックとして刊行した『小さなポケット』を76年にフィーリングブックレット用にリライトしたのが『幸せのおくりもの』…という解釈でいいのかな(謎)?サンリオ道はまじケモノみち。サンリオ出版についてちゃんと学びたい… pic.twitter.com/Q9OuCzzNt6
本棚から。新井薬師の骨董市で買ったロシア土産らしい木彫りの人形。うさぎじゃない子は何なんだろう、すごい顔。名前はまだない。ロシアの思い出も(わたしには)ない。本棚は整理されてない pic.twitter.com/HlvUy7LBvM
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月9日
本棚から。Ω社『美味かけっこのあゆみ』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月11日
これ、大っ好きなんだけど、説明が難しい。Ω社さんの架空広告シリーズ(の説明が難しい…)の到達点だと思ってる(他のも作ってほしい)。架空なのにこの本格的な作り込み。どうかしてるはときに最上の褒め言葉…。(冊子に感動してポストカードと人形も購入) pic.twitter.com/g8mr9YxL8N
本棚を整理してこの本を見つけ、今Ω社さんはどんなものを作ってるんだろう‥とΩ社さんの近況を調べ(Ω社さんはわたしの財布の紐をゆるめることがわかっているので普段は近況を追わないことにしている。してたのに‥。嗚呼‥)、まんまと散財してしまう。しょげるような、うれしいような気持ち。