大童山とわたし

ひさしぶりにのぞいたミュージアムショップが充実していた。思いがけない展開におおはしゃぎ。はにわグッズに力を入れているのか‥(→☆)。センスあるなあ。金魚づくしは、もっと種類を増やしてもうちょっと女子向けにアレンジしたら、飛ぶように売れると思う(少なくてもわたしは買う)。ぶふー。ベアブリック風神雷神‥(→☆)。うっかり買いたくなっちゃうなあ。あぶないあぶない‥。
あちこちひやかしながらも、実際買うのは絵葉書なわたし。堅実なわたし。つまらないわたし。フと、見覚えのある、へちゃむくれ顔発見。去年切手をシート買いしたお相撲さん(→☆)じゃない?うわー、モトネタ発見。ふーん、へちゃむくれ君は、「大童山」っていうのか。写楽の絵なのね。家に帰ってネットでみると。

      
この「大童山土俵入」、真中に大童山の土俵入りの様子が描かれ、両脇に当時の現役人気力士達が描かれています。この時の大童山は6・7歳の子供だったと言われています。当時大童山は、“怪力童子”として有名でした。実際の土俵で相撲をとることは無かったものの、余興として土俵入りだけを数年続けておこないました。 “怪力童子大童山”の名はたちまち有名になり、江戸中の人気者になりました。彼は大人になってから実際にプロの力士になりましたが、実際にプロになってからはそれほど目立った活躍をすることもなく引退しました。その後大きな煎餅屋の娘と結婚し、幸せな一生を送ったと言われています。

由緒ただしい子だったんだ‥(つうか子供だったんだ)。ルーツを知ってすっきりするとともに、自分は知らないことが多すぎる!と呆然。でもきっと一生無知‥。せめて謙虚に生きていこう。