伝説の乙女の伝説

伝説の乙女・O嬢のお宅におじゃましました。
O嬢の乙女伝説は、ミニコミ『レタア』vol.3に詳しいです*1。素敵な人ばかりだった乙美のなかでも、ひときわオーラを放っていた方。同級生だったのですが、班などもあり、長くおしゃべりさせてもらうのは今日がはじめて。煩悩100%の自分が接触しちゃっていいのかしらん、なんてドキドキ。
O嬢は気さくで優しくて、ほんとに素敵な人でした。それでいてとても控えめ。「実るほど 頭をたれる 稲穂かな」。思わずこんな言葉が脳裏に浮かぶ。
二十歳の頃に中原淳一の世界に出逢い、彼の言う「美しい暮らし」をこころがけるようになったO嬢。ある日、ふと、「炊飯ジャー。・・・・これって‘ご飯を炊く’じゃない!」「洗濯機。これも‘洗濯をする’じゃない!」と思い、家電製品を処分してしまったそう。「ご飯はお鍋で炊けるし、蒸し器で温めれば電子レンジも要らないし。なにより部屋がすっきりしました」。不便をたのしく美しく!生活にとりいれている様子に感銘を受けました。今までわたしは中原淳一世界を、「素敵だけれど、少々窮屈で、ニガテ」なんて思っていたけれど‥(→☆)。O嬢の様子がとにかく「楽しそう」だったので、少し考えを改めなくては。
中原淳一の描く女性が憧れだというO嬢。「まだまだ道は遠いですが」。以前乙美の授業でヌマ先生が、憧れについて、「なりたいと思ったときに、もう、半分くらいなっている」と言ったとおり、半分以上、中原淳一の描く女性のように見えました。人がほんとにそうなりたいと願うのは、自分の素質に相談してからなのかも知れません。だとしたら、わたしが本気でああなりたい、と憧れてるのは「ムーミンママ」その人なんだけど(物事に動じないところとクレバーなところに憧れる)*2‥。半分くらいなれてるのかなあ。だとしたら嬉しいのだけど。‥体型だけがなっていたらいやだなあ。(ハッ、また煩悩が)

O嬢の手厚いおもてなしをうけ(お言葉に甘えてお昼ご飯までいただいてきた。おつけものが型ぬきされてるの見える?感動!味も勿論美味しゅう御座いました)、・・・乙女って、世の中の宝だなーってしみじみ‥*3

*1:ちなみにわたしは『レタア』はタコシェで買いました。いきなり乙女失格伝説

*2:人なのかはさておき

*3:なんつうかわたしは、保護する側にまわります‥