双葉双一 @阿佐ヶ谷ヴィオロン 第2回定期演奏会

ヴィオロンライブ、定例会にしてくれるみたいでうれしいかぎり。だってヴィオロンの双葉さんは、いつにもまして自由きままだ(MCふくめて)。
今日は双葉さんいわくカバー大会。といってもカバーは2曲だけ。いつものように嘘ばかりのMCとはじめて聴く唄たちに囲まれていたので、カバーではなくオリジナルと思いながら聞いてしまった(双葉色強すぎ)。そんなカバーふくめてバラエティに富んだ選曲で2時間があっという間。まだまだ聴きたいあの歌この歌あるのだけれど、そんな気持ちにこたえるように、この後もワンマン(!)の予定がたくさんあるのがうれしい。贅沢な冬だな。

【セットリスト】
1.ポケットと冷たい手 2.Welcome to my show 3.I think that 以下 4.D♭の題名のない練習曲*1 5.岬の上 6.だれのためのお客さん、さてきみは? 7.覚醒の歌 8.ワルプルギスの夜 9.さようならプロスティテュート
10.追走曲 11.タワーホテル 12.お嬢さんよろこんで 13.密漁の夜(友部正人カバー) 14.耳(野村麻紀カバー) 15.旅に出なさい 16.クリスマスに誕生日
アンコール.5×5のクリスマス 

1曲目がいきなり「ポケットと冷たい手」(双葉ソング2大好きな歌のひとつ)で。ライブで聴くのはハジメテにして念願だったのでとてもうれしかった。寒い夜に寒い夜の唄をじかに聴くよろこび。1曲目にして満ち足りた気分。今日来ることが出来てよかった。いろいろな歌の細部が進化しているのが聴けるのもライブのよろこび。贅沢な夜だったな。
(ちなみに2大好きな歌のもうひとつは「アンダースロウ」。このウェブ日記を始めたのが夏だったから日記タイトルをそうしたけれど、冬だったら「ポケットと冷たい手」にしたかも。「アンダースロウ」歌世界への情景は、わたしのなかではGS世界への情景と重なるけっこう根深い(病深い?)ものがあると思うので、いつか掘り下げて考えたい。甘くロマンチックな夏の情景が浮かぶ王子様的な歌なんだけど、憧れや切なさの先はどう考えても、「この歌を歌われたい」ではなく「この歌を歌う人になりたかった」なんだよね。素面でこうゆうことできる人になりたかった‥みたいな。スーパーマン願望?←ぜったい違うし。ちなみに「ポケットと冷たい手」はGS路線(?)ではありません。美しい、冬の夜の歌)(双葉さんの歌世界はふり幅が大きく、GS的なものあればアシッドフォークあり、黒魔術あり、乙女路線あり、コミックソングあり‥(あったか?)。とにかく色々なのでわたしの日記だけで輪郭をとらえた気持ちにならないよう(ひらたく言うとイロモノと間違えないよう)お願いします。なんせわたしの文章力なので心配)

*1:この歌は‥。このお店‥ヴィオロンでつくりました。えー、ホントにーぃ?東京に出て来た頃‥この喫茶店‥あそこの席で‥。スゴくなーい?←あの口調に変換して読まないと、おもしろくもなんともないな