ジョージ・A・ロメロ のゾンビ魂! @新文芸坐

ややあって、ゾンビ映画のオールナイトにでかけました。ひとりで*1
昼間、オールナイトにそなえてお昼寝したかったのに、なんやかんやで時間をとれず。寝ちゃうんだろうな‥とうなだれてでかけたのに、まさかまさかの 一睡もせず。 眠気のねの字も来ませんでした。俺よ、そんなに好きか、ゾンビが。

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (1968)

夜のゾンビは1968年。白黒なので、顔色のわるさはわかりません。残酷描写はうすめ、サスペンスてんこもり。おもしろいです、人間模様。ゾンビ発生の理由は、人工衛星からもれた(?)放射能とされているようで、ゾンビよ、おまえも放射能の犠牲者だったのか‥(ゴジラもそうだった)。
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ゾンビ (1978)

ゾンビ ディレクターズカット版 HDリマスター・バージョン [DVD]

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夜明けのゾンビは1978年。登場人物の髪型・服装がすてきに78年。ゾンビの映画の金字塔。これぞのゾンビ映画。幼い頃TVでチラ見したり、大人になってからビデオを借りて見たり、すでに見た感まんまんだったので 、「寝るならこのとき」とばかりに上映前に夜食をたらふく食べ*2、睡眠にあてようとしてたのに(だってほかのは観たことないから)。
さすが名作は、眠くなるすきがない‥!あらすじの8割を忘れていたし、大画面で見れてよかった‥(しかしまた半年もしたらあらすじの6割は忘れるであろうよ)。
Kは主人公のスティーブン(かじられる白人。すこし調子のり)が好きらしく、「あのひとかっこよかったでしょ!?」としきりにプッシュしてきたけれど、どう考えてもピーター(黒人。冷静)のほうがかっこいい。スティーブンは若ハゲにしてはかっこいいってこと?みょうに考えさせられる意見だわ。
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ダイアリー・オブ・ザ・デッド (2007)

大学の映画サークルの若者たちが主役のせいか、キャッキャキャッキャしてたのしかった。若者が主役であることのメリットをおおいに感じました。記録することでおろそかになる目の前の出来事、というのはこうして日記を書くだけのわたしにもこころあたりのあることで 、、、、、、、、、いろいろあったのですが、ゾンビ映画も青春なら安心。おすすめです。
この映画が終わったあとの休憩時間(28時台?)、すでに朝日が昇ったあとで外が明るかった。じゃっ、夏‥‥。
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サバイバル・オブ・ザ・デッド (2009)

サバイバル・オブ・ザ・デッド [DVD]

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視点の物語。ゾンビシリーズも5作目*3となると、殺し合いから共存への物語になります。すげーな、オイ。いろいろ新しい局面に行かねばならないのです。ゾンビ映画も。わたしたちも。

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どの作品も、ゾンビもこわいが人間もこわい。しかし、人間には、すこしの崇高さがあったりもして、なかったりもして。妙にすがすがしく、ほんとにおもしろかった。夏はオールナイトだね、そしてゾンビだね。もうろうとした頭で、それこそゾンビのようによちよちふらつきながら(散歩したのち)コメダコーヒー池袋店でモーニングをとりました。都市部にできた初コメダ、と言っても池袋はゴニョゴニョ‥。

アイス・モーニングというのは、アイス・オレより牛乳がたくさん入っていてマイルドが売り、らしいのですが。実際マイルドだったのですが、マイルドすぎてコーヒーの気配がしない‥。これはこれでおいしいけれど、飲んだあとさらに眠くなっちゃうかんじでした。安眠ドリンク。zzz‥。

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日記を書くにあたって、ジョージ・A・ロメロ のプロフィールを見たら、アメリカのムツゴロウさんというようなお顔だったので、へええと感心。さすがはアメリカね。ムツゴロウさんのようなお顔で身長が190センチあるなんて、ほんとにさすが。

*1:先週は、あじさいのワンピース着てKと鎌倉に行く、という乙女な週末を過ごした(由美香ナイト行けなかったのが悔やまれる)ので、まあいいかと思って。なにこれぶりかえし?

*2:アップルパイとコーヒー大福

*3:今回は上映できなかった「ランド・オブ・ザ・デッド」も見なくちゃな