三原順のトランプランド

 
「今のうちにどうぞお帰りなさい。もうすぐ戦争が始まります。ボクは殺されるかもしれません。そうでなければボクが人を殺すでしょう。そのどちらもあなたに見て欲しくないのです。」ルーは王様に何か、言ってあげたかったのですが、王様が悲しそうに微笑んで「さようなら」と言ったので、ルーも「さようなら」と言いました。

こどもの頃読んでけっこう心に深い傷をうけたこの本を、友達が「読んだことない」と言っていたのでびっくりして日記に書きたくなりました。ほんとに、こども相手でも容赦ないよね‥。(今回読み返して、「マックス」の項が物語の進行上あまりにあまりにで(「ハートの国」には行かず仕舞いって‥)びっくりしつつ、そんなところも容赦ないなって思いました。はみだしっ子大好き‥)