本棚から。5/23~5/27
本棚から。星新一『ブランコのむこうで』 レイ・ブラッドベリ『何かが道をやってくる』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月23日
小学生の時に読んだ本を大人になって再読しようとしたら表紙デザインが変わっていたため古本屋さんで買い直した二冊。『何かが…』のこの表紙、道をやってくるのは明らかに微生物…(だがそこがいい( ;∀;) pic.twitter.com/Xl6c4QlU8a
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キセル兄のライブ配信(寝言の時間。Vol.2)を観ました。不思議な時間。形態は変わっても今の音を届けてくれるのはうれしい*1。ありがたい。
途中、兄がホーメイを披露しました。ノコギリヴァイオリンをとりいれたりするキセルだから不思議はないのだけど、おお、そう来たか。のちのMCによると、自粛期間に練習していたのだそう。おお‥そう来たのか‥。ホーメイなら気合いと練習と根性で(特に新しい道具などを用意しなくても)マスター出来そうだものな。
自分も自粛期間中にホーメイやっておけばよかった‥。謎の後悔。
本棚から。『三原順のトランプランド』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月24日
時間があるので5年ぶりに「はみだしっ子」読んでるんだけど、泣いたり唸ったりして全然進まない。あの漫画、濃すぎる。このトランプランドだってアンジーはクイーン役をルーに譲らなかったり色々濃厚。最後の写真はけっこうなトラウマ部分。感謝してます pic.twitter.com/fqH8KQaMiL
最後の写真のトラウマ部分、
「今のうちにどうぞお帰りなさい。もうすぐ戦争が始まります。ボクは殺されるかもしれません。そうでなければボクが人を殺すでしょう。そのどちらもあなたに見て欲しくないのです。」ルーは王様に何か、言ってあげたかったのですが、王様が悲しそうに微笑んで「さようなら」と言ったので、ルーも「さようなら」と言いました。
について補足。
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トランプランドは小学生のときクリスマスプレゼントとして手元にやってきたのだけれど(それは遊び倒して天寿をまっとう。今手元にあるのは大人になっての買い直し)、戦争について、被害者としてだけでなく加害者となることもある、そんな当然のことを教えてくれるものが他になかったので衝撃でした。大人が教えてくれる世界って偏っているんだな、と皮膚感覚で教えてくれたんですよね。はみだしっ子が。しかもトランプランドが。クリスマスに‥。
この後1週間ほどかけて「はみだしっ子」本編を読み終えました。何度も「この作品をこどものときに読んでいてよかった‥!」としみじみしました。いま現在、未読の大人のひとにすすめたい気持ちもあるのですが、絵柄が古いのと、大人が下地なしにあの世界に入っていけるのか、よくわからないので自分からは特にすすめないと思います。無神経な感想なら聞きたくないし。厄介なファンですみません。
本棚から。『色の手帖』
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月25日
この本にド感動した祖母が町の本屋さんに何冊も注文して子どもや孫に配りまくった思い出の一冊。祖母は色より日本語のバリエーションに感動していたように思う。何年くらいのことだっけ…と奥付を見たら、意外なポストカードが挟んであった。あなたたちとも長い付き合いね… pic.twitter.com/lla9vtDexB
本棚から。雑誌『いつかどこかで』(昭和53年5月号)
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月26日
幼少期、誕生日に近所のお姉さんにもらったみつはしちかこ編集雑誌。大人になっての買い直し。当時は大人っぽい!と背伸びした気分だったけど、お姉さんは絵本感覚でプレゼントしてくれたのかもといまふと思う…。目次も手書き文字で徹底してるな pic.twitter.com/2JcKWlqzwH
本棚から。サンリオギフトブック『愛のゆくえ』詩 樋詰喜久子 絵 牧野鈴子
— やの字 (@milk_cigarettes) 2020年5月27日
昭和に生まれたかわいいもの好きにはギフトブックにはまる時期がある。自分は60数冊集めて、キリがないから中断した。この本の作者のことは知らないけれど、ギフトブック詩集の頂点だと思う。甘くてかわいいジャムみたいな本 pic.twitter.com/NkgvRuZVlp
ギフトブックは好きだなあ。しみじみ好きだなあ。うん‥。
*1:コレクターズの加藤さん・コータローさんが、自分たちにとって無観客ライブは有り得ない、客席の反応なしに良いライブが出来る気がしないというようなことを話していて、その発想もうれしいしありがたい。皆がそれぞれのベストを考えてくれるの心強い