美学校:ゲスト菊地成孔

八月のお茶の時間は、「じゃ、夏なんで」。
一保堂の冷やし抹茶と、叶匠壽庵の水羊羹(または梅ゼリー)
つまようじいれはヌマママお手製“役に立つ折り紙*1

うだるような暑さがやわらぐ夕暮れからの授業(命拾いした‥)。お盆休みのせいかいつもよりお休みの生徒さんが多いみたい。でも、出席している生徒さんたちはみんなキラキラうれしそう。今月のゲストは菊地成孔さん。お洒落な乙女たちに人気な方です*2

菊地さんは、音楽家であり文筆家であり大学講師でありエレガント。かっこいいわけですよ。そのせいか今日のヌマ先生は、こころなしか攻防戦トーク。油断できないというか丁々発止というか。ハラハラしつつ(うそ)、おもしろかった。
菊地さんのテーマでもある、加齢とエレガンスについてのおはなしをありがたく拝聴*3 *4。音楽家として、「ひとの属性と音楽の属性に垣根はあるのか、生徒たちで首実検(?)(←仮題はわたしがつけました)」、いろいろありました*5が、今日のいちばんの発言は。
「乙女といわず*6、女性は踊ったほうがいい。踊る力はすべての女性にあまねくあるはず。好きな踊りをみつけること。踊ることによってびっくりするところが啓発される」。踊りに限らず、隠した武器がいっぱいあるほうがいいよね、と言いつつ、やっぱり「踊り」おし。なんだかたいへんな課題をいただいてしまった‥。

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授業のあと、乙友とごはんを食べながら*7、踊りについて聞いてみると、誰でも、なんとなくやってみたい踊りというものを持っているものなのか(誰の胸にも踊り子が?)‥!?というかんじで驚いた。ああ、踊り‥。踊り*8

*1:趣味の折り紙歴ウン十年のヌマママは、先日その趣味を、「こんな役に立たないもの‥」と否定されたそうで。ウン十年楽しんできた趣味を否定され、ショックをうけたヌマママは。一日後には立ち直り、「これからは役に立つ折り紙道を歩んで行こう!」と開眼されたとか。ブラボー・ヌマママ‥!

*2:わたしは名前と文章くらいしか知らず。いろいろ落ちこぼれております

*3:でも、「少女からおばあさんへ」っていうのは理想のおばさんモデルがいないからだよね」なんて分析、とりあえず今のわたしは少女でもオバアサンでもないので、そんな悠長なことより、なんとかせにゃーならんのだ(精神的に、でも)。思うてはおりますが実際どうだと言われたら困るのでえらそうなこと書けないけど、もう、モデルとか探してる場合じゃないの←というかわたしには理想のおばさまモデルいるし

*4:カヒミさんがすでに、素敵おばあさんになる準備をしているっぽいというのはかわいい話として宝箱にいれておきます。かわいいぜカヒミ‥(←あやしいぜ俺

*5:チチさんが、オーロラみちるという幕下のロシア力士に夢中!というのがすごい、ツボにきた。こんどオーロラみちるについて調べよう←自分メモ←「おおろらみつる:大露羅満」らしいッス。今日は眠いので後日調べるッス

*6:菊地さんはとくに乙女を特別視しないというスタンス。潔いというか成る程

*7:美味しかった!美味しいものを美味しそうに食べる乙友の姿に感銘を受けたよ‥!

*8:こんなわたしですが以前戯れにツイストを踊ったところ、「すごく上手!なんで!?」と誉められた経験があります。というか唯一誉められた踊りがツイスト。どうすりゃいいのさ