2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸の女の底力

「篤姫」*1を見るたびに、再読したくてウズウズしていた本。夏休みに実家に行ったときに持って帰って一気読み。江戸の女の底力作者: 氏家幹人出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2004/10/20メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見…

小さい秋みつけた

夏が終わるまえにチチヤス季節のヨーグルト「夏味」(ゆず)を食べておこう、とコンビニに行ったら。時すでに遅し、秋味になっていた。秋味は栗(→☆)。むう。たしかに、秋といえば栗。異論はないけれど。栗ヨーグルト。ぐう‥。おっかなびっくり食べたら美味…

NO MARRON,NO AUTAM

鉄道音楽とわたし

鉄道文学に触れながら、自分の引き出しから鉄道音楽をさがしてみました*1。Electric Counterpoint / Different Trains, Electricアーティスト: Kronos Quartet,Pat Metheny,Steve Reich出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 1994/10/26メディア: CD購入: 4人 ク…

没後5年 宮脇俊三と鉄道紀行展 @世田谷文学館

先日の「ダージリン急行」に鉄道愛が見当たらずさびしくなったので、鉄道愛を求めて世田谷文学館へ。といってもわたし自身は、かわいい電車はかわいいよねと思う程度で、特に鉄道ファンではない。どちらかというと鉄道ファンファン(発音ややこしい)。鉄道…

NO TRAIN,NO LIFE

カジくんの思い出

このあいだ乙友数名と気の利いた喫茶店で古いオリーブをながめるという至福時間を過ごした。そのとき、(1997年号か2001年号くらいの)ページのなかに、カジくんのグラビア的なものを発見して、もれるちいさな悲鳴(歓声ではない)。気恥ずかしくて、逃げ出…

ダージリン急行 @ギンレイホール

のんきでふわっと心地よいゆるさ。よかったー。でも好みなだけに、「ここがこうだったら!」と思ってしまうの。贅沢言ってごめんなさい。ダージリン急行 [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2008/09/03メ…

うどんやミステリー

このあいだうどんを食べに行ったら、大食い推奨店だった。×分以内に×皿食べたらタダ、残したら代金頂戴しますっていう。ちょうど若者が挑戦していた。Kはサラリーマンだと言うのだけれど、わたしはお店のオバチャン(オバアチャンと言ってもいいかんじ)と…

夏の終わりとわたし

急に涼しくなってしまってさびしい。まだ気の済むまで夏服着ていないのに。ノースリーブのちょうかわいいトップス*1 *2 *3 *4 *5、着ていないのに。 夏は暑いので苦手なのだけれど、こんなに急に涼しくなられると、心に秋風というか、寂しい。しつこくアタッ…

おそい夏

原爆の図丸木美術館

http://www.aya.or.jp/~marukimsn/ 「原爆の図」はとてもヘビーですが、だからこそ、「こんな作業をしなければ」という気持ちにさせるものの片鱗だけでも見るべきだと思うし、丸木美術館の建物・風景はとても好ましいものでした。(写真は売店で購入した日本…

丸木俊 絵本の世界 @原爆の図丸木美術館

「あざやかな色彩の交響曲」というサブタイトルどおり、モザイク細工のように、まばゆく光かがやく空。こどもや動物の愛くるしい曲線のデフォルメ(丸木俊の描くヒヨコがツボすぎる)。こまやかな描き込み。にじむインクが生命体のよう。 図録のほかに、さら…

茗荷と水引草

ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」 @あうるすぽっと

ネタバレしているので、観劇前の方は読まないでください。

ヤンマーディーゼル

吾輩は猫である(1975)/処刑の部屋(1956)

@新文芸坐 特集「映画を通して社会を見る。」&「〜追悼 市川崑〜」 へんな映画観ちゃったなあ。しかも二本。名匠といえどもすべての作品が名作だなんて、ありえないものねえ。吾輩は猫である [VHS]出版社/メーカー: 東宝発売日: 1988/03/01メディア: VHS …

チチヤスのチー坊

チー坊かわいいよチー坊。そう言ったら、「チー坊?誰それ。石立鉄男?」と返してくれた友人。なにその昭和脳(吐き捨てるように)。チー坊といえばチチヤスヨーグルトのキャラクターに決まっとるやんかー! まあそれはいいとして*1、チー坊はかわいい。チー…

にくいあンちくしょう

美学校:ゲスト 甲斐みのり

夏休みは今日でおしまい。個人的には先月の授業で燃え尽きて、すでにもう夏は終わった‥。終わった。俺のなにもかも。という状態なんですけどね(今は余生です)。 そんな腑抜けた状態に渇をいれるべく、今日の授業は乙女頂上対決(うそです)。ゲストは甲斐…

少女はマッチを擦るために煙草を

キセル @Blue Moon

夏恒例、海の家ライブ。おととしの記憶(ナンデ去年行かなかったんだろ‥)(→☆)*1によると、「ライブはすごいよかった。波の音や夕焼け*2などロケーションも最高」「しかし逗子。しかも駅から遠くバス利用。どうせ行くなら一日がかりで」。その教訓を生かし…

サマタイム

丸木スマ展 

〜樹・花・生きものを謳う @埼玉県立近代美術館〜 丸木スマ(1875-1956)は、70歳をこえてから絵を描きはじめ、81歳で亡くなるまでの間に700点以上もの作品を残したおばあちゃんです。気骨のある働き者でしたが、《原爆の図》で知られる長男の丸木位里と俊夫…

浦和うなこちゃん

やっと逢えたね‥! 感動して近寄るも、うなこは熱かった(さすが石像)。灼熱の女‥(つうか石だから)。感動して近寄るも、別れたその足でうなぎ屋へ行き、鰻重を食べるわたしであった。好きだったから、食べたのだ。ごちそうさまでした。

山脇百合子絵本原画展

〜ぐりとぐらとなかまたち @うらわ美術館〜わたしがはじめて手にした文字の本、絵本の次に手にした本は、「いやいやえん」だったように思う。あふれる感謝の思い(不思議とノスタルジーはないのね。なんでだろ)を抱え、うらわ美術館へ。夏休みの午前中とい…

あなたとわたしの空のした

石の花(1946)

神保町シアター*1の特集上映「ソビエト映画 ロシア文学全集」のチラシを見て、「三百人劇場が生きていた!」と吃驚した人は多いはず。えーと、経営者が同じ方なんでしたっけ?なににしろ心強いものです。ありがたいものです。ご厚意にこたえ今までなんとなく…

原画展「かこさとしの世界」 @教文館ウェンライトホール

こまやかで丁寧な描きこみ。贅沢だなあ。印刷で見てもじゅうぶんきれいなのだけれど、原画のすこうしかすれた線‥。なんていったらいいのだろう。崇高と云うのは少しおおげさ、でもそんなかんじ。子どものころ好きだった(ストレートに好きというにはだるまと…

だるまさん だるまさん