鉄道音楽とわたし

鉄道文学に触れながら、自分の引き出しから鉄道音楽をさがしてみました*1

Electric Counterpoint / Different Trains, Electric

Electric Counterpoint / Different Trains, Electric

すごく懐かしいのに、知っているのに、わたしの記憶の音ではないのが不思議。ほこりっぽくて不安で、人いきれに目眩をおこしそうだけど、なぜか甘美。自分の部屋に居ながらにして、心がとおくにとんでゆく。
これはKが怖がるので、一人のときに聴く。なにが怖いのさと思ったら、「こういうの聴いてうっとりしているそのこころの薄暗さが怖い」ですってフーン。

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ピクニック

ピクニック

電車の窓はひとつの 映画のようで
小さな墓地で男が ランチを食べていた
お墓でランチを食べながら なにを話しているのかな

ウン、気の合わない映画(極力見ないようにはしてるけど)より、電車の窓から見える風景のほうがずっとおもしろい。とくによい眺めでなくていい。洗濯物が風にたなびいているとか、塀のうえで猫がまるまっているとか。全然知らない人の生活と、ほんの一瞬交差して、すぐまた遠く離れてゆく、あのかんじ。うまく言えないけどあのかんじ。

*1:鉄道映画は、ぱっと浮かぶのは「少年,機関車に乗る [VHS]」なんだけど、いろいろありすぎるので、日を改めて考える(もしくは考えない