キセル @Blue Moon

夏恒例、海の家ライブ。おととしの記憶(ナンデ去年行かなかったんだろ‥)(→☆*1によると、「ライブはすごいよかった。波の音や夕焼け*2などロケーションも最高」「しかし逗子。しかも駅から遠くバス利用。どうせ行くなら一日がかりで」。その教訓を生かし、早めに海岸入り。昼間はしゃいで裸足で砂浜を歩いて、足の裏やけどした。

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ライブは兄弟二人のゆるゆる編成。お盆ということで「ピクニック(歌詞に‘お墓でランチ’とある)」があったり(うれしいな。お盆ばんざい)、弟コーナーがあったり、初カバーのちあきなおみの「港の見える丘」があったり(兄のお風呂ソングだそう)。アンコールは「キセルのなかでもっともゆるい曲」という説明の「ナツヤスミ」。言うまでもなくとってもよかった。キセルには珍しく男子の野太い声援があがったりして(しかも「庭の木」で)、海の家っぽくてたのしかった。椅子に座って・ビール飲んで、っていうのがやっぱりいいんだなあ。ほろ酔いですっかり機嫌よくなって、兄*3がかっこよく見えて大変。Kもパーマかけたらああいうだまし絵(上から見ても、下から見ても)みたいなかんじになるかしら。だまし絵みたいだからかっこいいのかしら。酔った頭がろくなことを考えられるわけもなく。波の音(暗闇で聞くとけっこう轟音)、なまぬるい夜風、ビールのほろ酔い。日にあたったせいか少しだるいけど、それがすっごくきもちいい。次回はいっそ泊りがけで来たい。歩いて民宿に帰り*4、次の日海辺で朝日を見たい‥←でも海に夕日が沈むってことは、朝日は山側からのぼるのでは‥。

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セットリスト:
(一部) マジックアワー、手紙、ピクニック、枯れ木に花、君の犬、ヴェガ
(二部) くちなしの丘(原田知世セルフカバー)、緑の日、サマタイム、庭の木、港が見える丘(ちあきなおみカバー)、写真、系図高田渡カバー)
(アンコール) ナツヤスミ

*1:いま自分の過去日記見ていて気がついたんだけど、おととしはライブチャージ千円だったのね(今年は二千円)。千円は安すぎると思ったけど一気に倍か。すべての物価が上がっているとは云え‥

*2:実際会場の一色海岸は、日本の海岸八十八景に選ばれているらしい

*3:このあいだ乙友が、「カクバリのライブに行ったらキセルの人が来てたよ。兄か弟か知らないけど、顔のほそいほう」と言った。兄・弟の区別を顔の細さでつけるのが斬新と思って(髪形‥。もじゃもじゃとサラサラで付けるのが一般的かと)、その次に、どっちの顔が細いんだろうかと思って。Kと話し合ったら、「イメージとして細いのは弟だけれど、実際面積的に細いのは兄のほうではないか」、要するに甲乙つけがたしという結果になって。ねちねち追求した結果乙友が見たのは弟のほうだった

*4:やっぱり帰りのバスが混むー。混雑のせいか知らんけど、バスのなかで若者(20代前半?男性)がいきなり吐いた。あせった。一緒に来ていた友達がみんなで介抱してあげる姿は感動的だった。この日はこのあと新宿湘南ラインのなかでも、気絶する若者(20代男性)を見た。奇遇というか不吉というか。なぜか二人とも、薄い茶色のシャツを着ていた