江戸の女の底力

篤姫*1を見るたびに、再読したくてウズウズしていた本。夏休みに実家に行ったときに持って帰って一気読み。

江戸の女の底力

江戸の女の底力

この本は、大奥の女性を職業婦人に見立て、働く女のパワーにスポットをあてたもの。大奥というものがすごい数の女の園で、しかも基本的に男子禁制であるのだから、‥‥。OLのはしくれであるわたしにはわかる。そこが異様な磁場であることが(倒置法)。長く続いた徳川幕府、そのなかの頂点近い人々にスポットをあてたのだから、ハイパーなのはわかるけど、実際ハイパー‥おもしろく書きすぎてるんじゃないのーと首をひねりたくなるほどの痛快さ。江戸時代にもいろんな女の人がいて、お城で働いて、泣いて笑って喧嘩して*2。いつの世も、女はたくましいなあ(ほれぼれ)。元気でるなあ。もっとこういう本読みたい。

*1:しかし結局上様が亡くなってから見ていない‥

*2:ド根性カエル‥。どっこい生きてる城のなか