「進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968)」「ザ・スパイダース にっぽん親不幸時代(1968)」
- 出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
- 発売日: 2007/10/26
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主役のボーカル・シンちゃんの見事な王子さまぶりがまぶしい。今見てもふつうに美形。奇想天外すぎる展開をニコニコたのしそうに、人が好さそうに演じていて(のんきそう)。育ちがよさそうで好感持てる(すこし好きになった)。っていうかほんとニコニコバカなことをやってくれてるよ*2‥、みんなして。だって謎の悪の巨大組織(本部は海底)って(部下はてんぷくトリオって)。あの娘の肩(もしくは指先)にはいつも文鳥がとまっているなんて。LSD疑惑に星の王子様、ゴーゴーダンスに画面の万華鏡処理。気狂いピエロの青いペンキまで!はああ満喫‥*3!ジャガーズ(知らなかったけれど)*4、メンバーの着ている服はモッズぽくってかっこいい。演奏もファズギターがたくさん入るマージ−ビートでかっこいい(歌はやけに甘いかんじ)。時間が許せばお昼のトークショーも見たかった。
- 出版社/メーカー: 東宝
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ああ、月曜日上映だった「大騒動」と「バリ島珍道中」も観たかった‥(火曜日のテンプターズのも観たかった。ショーケンが鳩飼育に燃える役らしいではないですか。若い人は知らないだろうけど、その昔、伝書鳩ブームがあったのよ。今思うとあれはなんだったんだろう‥)。近所のTSUTAYAにはいるだろうか‥。。
しかしこんなにわたしを夢中にしたこのGS映画特集、お客の入りは非常にわるかったです。ここ3・4年わたしが新文芸坐に行ったなかで、いちばんのお客さんの少なさ。もっともそんなにしょっちゅう新文芸坐行ってるわけではないけどさ‥(プチフォロー)。世界がもし百人のわたしだったら、立ち見の出る盛況ぶりなのに。っていうか世界が百人のわたしだったら、GSブームは終わらないのに‥。*5 *6
*1:スパイダースの映画はおもしろすぎて、ズッコケポイントが少なかった
*2:当初スパイダース映画を企画していたが、スケジュール調整がうまくいかずジャガーズの主演になったらしい。ジャガーズのイメージがこんなだったのか微妙な気がする
*3:ロケ地に今は亡き大船ドリームランド(遊園地)が使われるのも地元っ子にはうれしい。あの謎の五重塔がこんなに輝いて見えるなんて‥
*4:でも最大のヒット曲らしい「♪若さゆえ〜」って歌は知ってた
*5:今現在、クリスマスにDVDボックスセットをおねだりしそうなイキオイの自分にフルエております。ちょっと待て自分
*6:アマゾンが今だけ安いのが悪いんだ。「大騒動」のあらすじと紹介文がおもしろそうすぎるのが悪いんだ。まじでちょっと待て自分。全力で思いとどまるんだ自分