善き人のためのソナタ

よい映画だと思います。ていねい。風景は綺麗だし、重さがあるし。でも、きっといい映画、と予想した範囲内ではあるなあ(泣きながら)。
主人公の気持ちを動かしたのが、美しいメロディでなく、信じていた東ドイツ国家の腐敗に見えるのと、盗聴という職業がなんだか魅力的に見える(この仕事、やってみたいぜ的な。自分に向いてる気がした。自分を納得させられる大義名分があれば。信じきれれば楽しそう)のが、すこし、どうなのよと思った。自分に対して。