やっすいホテルとわたし

昨日と今日のホテルは、Kがネットの旅行サイトでさがしたリーズナブルなホテル(ともに夕食なし)。期待してなかったのだけど、どちらもなかなか快適でよかった。乙美で松浦さんが、「やっすいホテルは人間をダメにする!」とおっしゃったとき、「ヒェェェ‥!でもでもそんなにお金を使えないよーう。身分不相応も人間をダメにするよーう」と、内心異議アリだったのだけど。うん、安くても清潔できもちよく過ごせるところはけっこうあるよ‥(とはいえ昨日泊まった旭川のホテルは、一人だと心細いかんじ。うん、安いホテルは気心のしれた人と泊まるならけっこういいよというべきか?)(あ、でも以前夏休みに小樽に行ったとき、どこも予約がいっぱいでしぶしぶ泊まった安旅館は、Kといっしょでもけっこうへこんだ思い出があるや。安くてもよいホテルはよい、程度が結論か)。特に今日泊まった旅館風ホテルは、リラックスルームに図書室のようなコーナーがあり*1、不思議でよかった。旅先で荒俣宏の植物図鑑をぼんやりながめるなんて、なかなかにご機嫌(小樽情緒はないけれど)。

*1:ふるい図書館からゆずりうけたものらしく、ふるい装丁の夏目漱石とか。‥ふつうにドカベン(漫画)もあったけど