友だちの恋人(1987)/満月の夜(1984)

ユーロスペース 特集「ロメールの季節:エリック・ロメール監督作品日本最終上映」

水曜日。こちらも平日の昼間なのに、なかなかの入り。ロメールは人気があるから、またなにかの機会に見られそうだよなあ。見られますように(配給会社さんお願いします)。
喜劇と格言シリーズ。女の子の不意の涙が最強なのは、万国共通なのか。「友だちの恋人」。タイトルが、もう、ね。青春だなあ。まぶしいなあ。おしまいの軽やかさ、他愛のなさが好き。木曜日。今日もロメール。喜劇と格言シリーズって、コントというか、落語みたい。これも軽やかに、他愛のないエイティーズ。罪はないけれどこっぱずかしいエイティーズ(なぜだ)。いろいろ加速させてくれて、いい味だけれど(ホームパーティで流れているピコピコサウンドのてれくささには腰がぬける思い)。とはいえ、パスカル・オジェ(遺作だったとは‥)のファッションはさすがのフランス娘。エイティーズなのに恥ずかしくない。むしろお洒落。お洒落だけれども、でもエイティーズ‥。
映画のあとは、女子トーク(と言い張る)。こけしとカジと、マロンパイ。ふふふ秋だよ。