ファンファーレ・チォカリーア @渋谷クアトロ

04年05年(→☆)につづき、3度目のライブ鑑賞。3度目なので、慣れてしまった感もあるのだけれど、ステージ上に約1ダース(11人)のルーマニアのおっさんたち(かるくメタボ。かるく薄毛)が並んだ様子は、圧巻すぎて笑ってしまう。このひとたち、プロのジプシーにしてプロのミュージシャンにしてプロのおっさん。プロフェッショナルはかっこいい。そういうことで2時間ごきげんににこにこ。生命力(ダンス!)とおっさん満喫。ジプシー音楽のメロディラインて哀愁があるのだけれど、この人たちのはテンポが速すぎて哀愁どこふく風ってところもいい。最後のほうの「BORN TO BE WILD」のカバーも滅茶苦茶でかっこよかった。2度目のアンコール、ステージから降りて客席を行列して(集金係?の人はおでこに千円札をはって帽子におひねりいれてもらって)、客席をねりあるき外にでて、階段を降りたしたのフロアで演奏が続いていた*1のもプロっぽくてよかった*2。また来てね!また行くから。

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家に帰って衝撃だったのは。くるくる回るゲストダンサーのインド娘(【クイーン・ハリシュ オフィシャル・サイト】)*3、娘じゃなかった。ドラッグクイーン。つねに口元に微笑みをうかべ、仕草がしなやかで艶やかで、こう言ってはなんだけど、横のルーマニア娘(こちらは正真正銘の娘)より、ずっと女として成熟していてかっこいいー‥とほうけながら見ていたのに。女じゃなかった。まあ女じゃない者が意識して振舞ったほうがえてして女らしいものだけど。‥女じゃなかったのかー。うわーん。言われてみればすこし胴が太かったけど、かなり過剰に女だったけど、‥ほんとに全然気付かんかった。いろいろショック。

*1:このとき会った乙友がかるく踊りながら去っていったのがおかしかった。また会おうね‥!

*2:このへんの「プロだ‥」というのが我ながら3度目っぽい感想と思った。前回などは過剰に感動した気がする

*3:こうして見ると、男性ですな‥ ←まだいまひとつ信じられない