[映画]ラースと、その彼女(2007) @シネ・リーブル池袋

じんわり、しんみり、やさしい映画。2009年初落涙。ファンタジーなんだけどファンタジーって思っちゃだめだよな。これくらいやさしくなることはそんなにむずかしくないはずなんだから。ラストシーンに涙ぐみながら、このあたたかいものを忘れてはだめだと思った。

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2009年の映画生活の目標は、「リアルタイムでロードショー映画を観る回数を増やす」。2008年を振り返ったら旧作ばかりを見ていて、2008年現代に生きてる意味あるのかと思ったので(大袈裟)。とはいえ、いくつかの名画座の会員になっているわたしとしては、ちょっと待てばこの作品、名画座に来そうだよ、とけちな考えにとらわれてしまうのも事実。けちとやりくり上手は紙一重。悩ましい。でもこの「ラース」は寒い冬に観てこそぽいよなあ‥(ハートウォーミングは一年365日いつでも有効なのだけど、単純に冬景色の映画なので)、自分を鼓舞してでかけました。
(あと、この映画に関しては、「ラブドールに恋をする主人公(しかもプラトニック)‥。他人事と思えなかったらどうしよう」という不安もあり、ほんのり二の足を踏んでいた。イエス!妄想は友達!こわくないよー(こわいよ)‥)*1

*1:余談。このあいだ「GSワンダ一ランド」観たときに、お客さんの数が少なくて嘆いていたけれど、今日の「ラース」もがらがらだった(推定7人)。そういえばシネリーブル(池袋)、よっぽどでないかぎり、基本的にすいてて穴場だと思っていたんだよなあ(だいじょうぶか経営‥)