香川二泊三日(1日め:直島)
初の四国、直島。いちばんのおめあては大竹伸朗の手がけた銭湯「I LOVE 湯」。どうせだったら「瀬戸内国際芸術祭」開催中(〜10/31)に行きたかったのだけど、Kの仕事の都合で十月はダメ、わたしの仕事の都合で十一月中旬〜一月いっぱいがダメ。まさかの終了直後の旅行となりました。へそまがりってわけではないんだけどな。でも国際芸術祭中はすごく混雑したらしいので、結果としてはよかった*1。ゆっくりしたいところでゆっくりできて、とてもよかった。いいところだったな。ぜひまた行きたい。
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羽田空港(飛行機)→高松空港(バス)→高松築港(フェリー)→直島 宮浦港(徒歩)→うどん(徒歩)→銭湯(徒歩)→宮浦港(ベネッセバス)→ホテル(ベネッセバス)→ベネッセミュージアム 〜 夕ご飯(徒歩)→ホテル
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(あさひ、トイレが驚くほど近代的で綺麗だった。なにこのいらん情報)
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まずは、赤いかぼちゃに挨拶。
かぼちゃのなかは、ファンタスティック。
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【直島銭湯】(→HP)。
たのしみにしていた直島銭湯(とわたしは呼んでいる。Kは律儀に「I love 湯」と呼んでおり‥、旅行中は「アイラブユー」を連発していた。こんな人とは知らなんだ)。
期待にたがわぬ混沌。イイナー!ここイイナー!
*2
- 作者: 大竹伸朗
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2010/07/30
- メディア: ペーパーバック
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【宮浦郵便局】
平日だったので、郵便局のまえを通るついでに風景印をもらった。ら、ショック。風景印の日付を変えるのにひどく難儀していた。ついこのあいだまで世界中からたくさんのひとたちが観光に来たはずなのに‥。そのなかで風景印をもらう人は全然いなかったんですか?‥がんばれ郵ちゃん!
【ベネッセハウス】(→HP)
ホテルはベネッセハウスの「パーク」*3。部屋からの見晴らしがものすごく良かった。海が見えて公園が見晴らせて‥。開放感があってはんぱなく気持ちよかった。旅行が終わって何日も経っても、あの景色を思い出すと、こころに風がとおるような、すごくいい気分になる。
(写真ではあの開放感が伝わらないのがもどかしい)
(部屋のなかはふつうに清潔でモダン)
ベネッセホテル自体が素晴らしく‥。あれだけ広くて工夫があるホテルはそうはないのでは。いっぺんで心奪われるわたしたち。客室ひとつひとつにアート作品が飾られていたり、廊下が回廊みたいになっていたり、とにかくたのしい。ホテル内の散策がかなり充実(と言ってもぜんぜん見切れてない!)。宿泊者しか入れない場所なのに、贅沢だなあ。
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ちなみにこの旅行で食べた美味しかったものの1位は、ここベネッセホテルの夕食(和食コース)にでたお味噌汁(白味噌)。匂いからして全然違う。あんなに美味しいお味噌汁食べたのハジメテ。味噌汁であんなにテンションがあがるとは思わなかった。
ちなみにおもしろかったことの1位は、夕食後、食事をしたミュージアム棟から自分の部屋のあるパーク棟へ散歩しながら歩いて帰った道(原則としてホテルのスタッフが車を出して送ってくれるのだけど、散歩したいからと断った)。めったにない真っ暗の夜の道、星がとてもおおきく見えた。まっくろな海から波の音が響いてきて、おだやかに、おそれを感じて、なんともいえない気持ち。すこし涼しいけど歩くうちに体が暖まる気候もちょうどよかった。
遠くまで来たな、よいところに来たな。そう思いながら眠りについた。
*1:増発されているにもかかわらず、フェリーに乗れない人がたくさん出たとか、銭湯も入場規制がされて、特に女湯は長蛇の順番待ちだったとか‥。それだけ人がたくさん来たくなるようななにがあったのか(芸術祭中には通常の展示のほかになにが)と思ってホテルのひとにたずねたら、「直島は、いつものとおりで参加したんです」。え。じゃあ別に祭中に行く必要ないじゃんと思いかけたけど、芸術祭パスポートとか特典があったから?ほかの島ではいろいろやってたのかなあ
*2:なんかこの写真UKロックぽい。そう思うのはマンチェスター世代だけか
*3:ベネッセハウスは海に面した「ビーチ(スイート)」、美術館とつながった「ミュージアム」、公園が見渡せる「パーク」、ミュージアム棟からトロッコですすむ「オーバル」の4種類の棟がある。わたしたちがパークを選んだのは、‥予約した9月、すでに「ビーチ」か「パーク」しか空室がなく、選択の余地がなかったから‥(ビーチはスイートだけあって、ルームチャージが6万円)