UNDERWATER LOVE 〜おんなの河童〜(2011) @ポレポレ東中野

2度目の鑑賞。やっぱりいいなー。
ヒロイン正木佐和が、手足をぶんぶんぐるぐるまわして踊るのがいい。すごくいい。すなおで(可愛くて)、でもちょっと変わり者で、まっとうには生きていけない説得力がある。ぶんぶんぐるぐる、かわいくて泣ける。
泣けるといえば、エンディング。登場人物が集合して踊るんだけど、踊りのばらばらさ加減に、胸があつくなる。何度も言うけれど、わたしはこういう決まりすぎていないミュージカルが好き。指先までびしいとそろった格調たかいミュージカルは、すごいけれど、踊りがへたな者には参加しちゃいかんのか、と置いてきぼりな気分になる。踊りがへたな者はへたな者の踊りを踊る!それがミュージカル。だったらいいのにな。 そういうわけでエンディングのダンスシーンは、ばらばらで出鱈目の、はんぱない肯定感。これでいいのだ。
観終わって、フと。「この映画ユーロスペースで観たらどんなかんじかな〜」などと考えているあたり。やばい*1 *2

*1:結局21時スタートにひるんでユーロには行けませんでしたが、バウスシアターで始まったのね!連日20:45スタートで12/2マデ。今回は女性は千円ですって!行こう行こういつ行こう♪

*2:前回のわたしの熱い河童推し日記を読んで、「女の河童」を観に行ってくれた乙友がいるんだけど、すごいうれしくてありがたくて感想を聞いたら、なんか、‥好みではなかったのかな〜(汗)。いろいろごめんなさい‥