乙女の東京トークショー

甲斐みのり×山崎まどかトークショー @青山ブックセンター
帰省中のドシ嬢のために粘着気質でレポしようと思ったのだけど、メモを取らずに聞きほうけていたので断片的に心にひっかかった箇所抜書きで。(すみません‥。うなだれるわたし) 胸をはって言えることは、おやつは『不二家レモンスカッシュ』と『榮太樓總広本舗の西瓜まんじゅう』(写真)、どっちもラブリイだってこと。役に立たなくてもうしわけない。
入場したときの会場BGMがイキナリ、『斉藤由貴:かなしいことり〜いとうななみ:ラララ』。ひとしれずテンションをあげました。乙女歌謡ばんざい。
本に載せられなかったおすすめの場所、ということで、甲斐さんは国立にある科学博物館?天文台?を紹介。ほんとに本に載せたかったのだけど、撮影が雨にたたられて断念したそう。平日に休みをとってゆっくりでかけてほしい場所だとか。グッズは、ノベルティグッズ的なものは、「うちの店の本道ではありませんので」と掲載を断られてしまうことが多々あるとか。千疋屋のてぬぐい「こんなに可愛いのに‥」、山の上ホテルのランドリーバッグ*1とか。紹介されることを嫌う内気なかわいいものたちがひっそり生息していることを思うのもたのしいけれど。
ちょこっとスライドショーで、本には使わなかったお気に入りの写真や、本に使ったお気に入りの写真など。ちひろ美術館(P68)の左下の小さいショットは、来館したお客さんの感想ノートをきれいに製本して保管している姿だと聞いて、ほへーと感心。甲斐さんお気に入りの写真は上野動物園(P12)右上の子供たちの後姿の写真だとか。猫待ちに1時間かかっちゃって次の撮影をあきらめたカナルカフェ(P45)とか、たのしそうな苦労話も。
甲斐さんは自分でジンクスをつくるのもたのしみのひとつ!とおっしゃっていて、それはイヤン乙女っぽい!て思いました。あと、たとえばケーキ屋さんの手提げ袋、あのイラストが全種類欲しい!と思っても、「ついでにあの袋もください」なんて無粋なおねだりはしないで、その袋に入れてもらえる買い物はなにかな?て考えてちゃんと何回も通うのがマイルール、とおっしゃっていて、そのストイックさにも敬服。
山崎さんは古い映画の上映*2に関して、「折角東京にいるのだから、あわててDVDで観たりしないでスクリーンにかかるのを待ちましょう」みたいにおっしゃっていて、それは素敵にいい考え!てうなづきました。あとおすすめ本自分メモ、『モダン都市東京』。
当然のようにお二人とも大人お洒落で素敵だった。東京モダンガール。

いろいろなクラシック喫茶店の閉店を惜しみながら*3、「だからほんとに、今あるうちに行っておかないと!」。悲嘆にくれるだけでなく、今たのしんで・愛しておくのよ!ってバイタリティを感じてうれしくなりました。

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トークショー後はガールズトーク。(蔦のマスター、よい人だ) 漫画のはなしやお菓子(の食べ方)のはなし。おしゃれ番長の秋物収穫(かわいい)を見せてもらう。梅雨明けしてようやく10日過ぎただけだけど‥もう夏はけっこうです、な気持ち(暑すぎる)。どんなに長く続いても、2ヵ月後はもう秋だよね?などと励ましあう。たのしかった*4

*1:これ惚れたー、かわいい。大人はこれを買うために泊まるとか。あああわたしが大人になる日はいつだ。経済的に

*2:まどかさんがおすすめしてらしたのは「有楽町で逢いましょう」「銀座二十四帖」「君も出世ができる」など。この頃の、銀座が舞台の映画がモダンで夢があって素敵とか。たしかに‥。そしてこの3映画は去年〜今年にスクリーン上映しているんだよね実際。ビバ東京のミニシアター。あ、ラピュタはモーニングショーで素敵なのがかかるんだけど、モーニングショーは時間的にきついんですよね、て発言にも、ウウウウウンウン、てうなづくわたし(8/19から野添ひとみ特集!たのしみなんだけど何本観れるか‥

*3:やはり中野クラシックが。でも神保町のエリカもマスターの体調不良で休業がちとか。むむむ、むーう‥

*4:この日記の引越しはまったくの無意味である、て言われた。つらかった(けどそのとおり