網走監獄博物館

ゆっくり見ていて外が暗くなってしまうと運転するときこわいから、サクサク回ろうね!と決意したのに。はいってすぐに、「急ぎ足で見て→40分、ふつうに見て→60分、じっくり学んで→90分」とおおよその時間が書いてあって(親切)。よっし!急いで見るから40分だ!と思ったけれども甘かった。急いで回ったつもりでも、ゆうに70分かかった(後半はもう小走りで移動したのに)(物理的にかなり敷地が広い。さすが北海道)(結果この後の運転は、とても暗くて心細かった。今回の旅行の恐怖ハイライト)。本気だしたら何分かかってしまうんだ‥。そう、監獄博物館は、なかなかどうして興味深いスポットであった。見世物心をくすぐる蝋人形の展示。広い敷地内にはニポポ人形もいる(ニポポて名前‥)(ニポポ。アイヌこけし?)。でも目玉の「監獄食(500円)」は、夜ごはんにそなえてパス。
わたしの興味深かったポイントその1。囚人につける足かせなどの展示。機能性を求め、たどりついた残虐。‥。ぐええ。ポイントその2。網走に監獄を作った理由(のひとつ?)が、道路をつくるための人集め(囚人に土工させる)だったということ。タコ部屋の元祖は監獄にあった‥ってなにげにショック(わたしは建設会社でOLをしております)。この道路を作るための施設環境は劣悪で(なにしろまだ道路が出来ていないわけだから食料の輸送もままならない)、栄養失調やら奇病やらで人死にまくりだったらしく。へこんだ‥。