フォービデン・ゾーン
シネマヴェーラ*1に向かう道、Kに、「俺、たぶんくだらなくてつまんない映画だと思う。なんかすごいたのしみにしてるようだから言えなかったけど」とクギを刺された。「つまんない映画だと思う」という予想はわたしも抱いていたので別にいいとして、「すごいたのしみにしてる」つもりはなかったのでびっくり。わたしったら、そんなにニコニコしてたのか(バカまるだし)。いやそりゃあたのしみにしてるけど、すごいっていうか、少し。ちょっとね。ちょっとは期待してる。期待があるから映画館まで行くわけで。「でもほら、期待してがっかりするより、低いテンションで挑んで、おもしろかったらもうけもの、くらいのほうがいいじゃない?だからさ、トーンダウントーンダウン」。いや、だからさ、‥なんでわたしのテンションがあがってると思うのよ、きい。
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シネマヴェーラからの帰り道。おもしろかったねー、などと言い合う。「わたし、女王さまが好き。Kは?」「俺は王様!あとおじいちゃん」「おじいちゃん、高田純次みたいだったね。わたし、スクィージットが水テッポウみたいにピューピュー涙流すところがおもしろかった。Kは?」「えー、どこもまんべんなくおもしろかったよ。音楽やたらと完成されてたね!」。わたしたちったらバカすぎる。