お洒落道とわたし

新年らしく目標をたてようと思ったのだけど、実のところ「健康に勝るものなし」なお年頃、無理にひねりだそうとすると、「追いつけ追い越せヘレン・ケラー」などという、往年の「人生」ギャグが浮かびだしてしまい‥。そうなると、「健康」という言葉もちがうものに思えてくるという‥(アンダー30の人にはまったくわからないと思いますが。謝りませんよ年寄りは)*1
さておき、この日記について日頃、「お洒落感がたりない‥つうかむしろ無い」ことが気になっていたので、今年はひとつお洒落日記を目指してみるか、そう思いついたものの、それつまりお洒落な生活を送るということで、2秒後に却下。だってわたし、お洒落がなんなのか、わかっていないもん。無理だ。無理だから憧れるのかなあ、女子らしくキラキラした日記を目にすると、イイナアイイナア、ってわくわくするんだけどなあ。新春らしく、ちょっと頑張ってお洒落とわたしについて書こうと思います。
わたしは自分の性格がオタク寄りであること、洋服の嗜好が地味好み(地味なんだけど細部がちょっと凝ってるとか)であることを自覚している。気をつけないと、すごく地味な野暮ったい格好をしてしまう自信がある(そういうのが好きなのだ)。地味で野暮ったい格好を、20代のお嬢さんが着ているぶんには、若さの派手さと洋服の地味さでプラマイゼロでいいのだけれど、30代で地味な服だと、ちょっとさびしい印象をうけるのが、むずかしいところ。でもまあ好きだからそれでもいいのだけど、たまに、我ながらオタクっぽいかなあという場所へでかけることがあって、そのときにそういう地味な服着ていくとシャレにならないから、ちょっときばって明るい色の服を着ていって、結果、なんでわたしはこの場所に勝負服?みたいな失敗をすることがあり。TPOとは難しいものだ、とつくづく思います。
ちなみにお洒落についてのわたしのこころがけは、「背筋をのばす」。小学生か‥。でも、自信のない服装のときって、猫背になりがちでイザというときに対応できないので、つねに背筋をのばしていられるようにするのは、大事なことだと思うんです。ていうか、自信のない服装でも、背筋がのびていればそこそこだしね?要は人間、気力だよ!ああ書けば書くほどお洒落感が減ってゆく。やはり今後も日記でお洒落について語るのはやめよう‥。
えーと!お洒落とか言うまえに少し体重落とします!この2キロ(冬太り‥)の壁で、自分の意識が大違いなので(太り気味のときのファッションポイントは、『無難』に落ち着き気味)。柳原可奈子はまるまるしながらもお洒落心をなくさないのが、本気でエライなかわいいなー(尊敬)。
【おまけ:お洒落と少女漫画とわたし】
去年、少女漫画談義をしたとき。お洒落番長かつ少女漫画番長が、川原泉のさいきんの漫画について、「ヒロインがスカートをはかなくなり、恋愛要素も減っていった」と服装と恋愛を比例の法則のように分析していて、おおお‥と思った。スカートはかないと春はこない‥(パンツルックでも色っぽさを演出できる人は別。パンツをズボンと呼んでしまうわたしのような人間は要注意)と思い、防寒至上主義をあらためました。ちなみにそのときエレガンス番長が、「魚喃キリコの漫画で納得いかないのは男の子がいまどきマッシュルームカットばかりなこと。ありえない」と言ったのも、衝撃でした。わたしにとっての魚喃漫画の、唯一の萌えポイントなのに‥。「マッシュルームカットはエレガンス的にはNGなんだ‥」。日々精進でございます。

*1:イカ天の話から記憶の引き出しが開かれたもよう