誌上のユートピア 〜 近代日本の絵画と美術雑誌 1889〜1915 〜 @神奈川県立近代美術館 葉山

招待券をいただいたので(感謝!)美しいものを拝みに葉山まで(→☆)。美麗なもの*1に囲まれて、眼福にひたりつつ。途中、杉浦非水の手がけた三越ポスターや三越の会報(?)がドカンと展示されているのを発見してドキンとする。ほんとに、なんでドキンとするんだろ。HPにもチラシにも杉浦非水の名前がなかったので、ふいをつかれたせいかしら。去年この人の名前を知って(→☆)、いろいろ見たいなあ、と思っていたところだったので、なんて素敵なタイミング。一周したあと、ふりだしに戻って非水ワークだけをじっくり見る。三越関連のほかに、デザイン展?のポスターや装丁を手がけた本や絵葉書など。かっこいいなあ洒落てるなあ、見てるとやっぱりドキドキするなあ。明らかに新しいものなのに、色があせているこの不思議。図録買おうかなー‥。図録を手に取るも、豪華なぶん、若干お高く・ぶ厚く*2、場所を取りそうなので悩む。 杉浦非水のところだけでもいいんだよなあ。今日荷物いっぱいだし、これ持って帰るのきついなあ。売店に図録のバックナンバーが販売されているのを確認して、とりあえず見送ったことを、今はげしく後悔中。いつか買うなら今日買っておけばよかった‥(がっくり肩を落としつつ。あの絵葉書の絵が見たい。今見たいよう‥)。

*1:アールヌーボービアズリーサロメよ!‥昔の雑誌のありがたさはいまいちわからない。いや、だってガラスケース越しに表紙だけ拝むのってなんか‥。←無知ってイヤねえ、という感想ですみません

*2:ぶ厚いからこそ、ひとつひとつの作品がちゃんと掲載されていて見応えがあるのだけれど