コケーシカ・マトコケシ展覧会 @東京国際フォーラム 

【日露友好文化交流展 コケーシカ・マトコケシ展覧会 〜伝統こけしからマトリョーシカが生まれた〜 1Fアートショップエキビジョンスペース】
マトコケ親善大使・沼田元氣プロデュース、ロシアの代表的民芸品マトリョーシカとニッポンの伝統工芸品コケシの日露友好文化交流企画「コケーシカ・マトコケシ」の展覧会を開催します。
沼田元氣氏は、2007年よりロシアのマトリョーシカ工場とニッポンのこけし工人たちをたびたび訪れ、各国の職人が挽いた白木地を交換し、それぞれに伝統的な絵柄を描いたマトリョーシカとコケシの合体作品であるコケーシカとマトコケシをプロデュース致しました。(略) コケーシカ25点、マトコケシ6点、沼田元氣氏がこの企画のために撮影したマトリョーシカとコケシの制作風景等含む写真パネル約10点を展示いたします。
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よくわからないままふらふら出掛けたので。まさかあんなに天国な展覧会だと思わなかったので。昇天しそうになりました。素晴らしすぎる。
コケーシカ・マトコケシの妙もだけれども。ああもうほんとに。ヌマ先生*1の撮影したロシアのマト工場のおばあちゃんの笑顔。マトリョーシカ工房の職人さんたちの背中。天国だあ。天国はロシアにあるんだ。そのあと見た、鳴子の童女のふくれっつら。あおい空。こけし職人の工房の木屑。ここにも天国が。イイナア素敵ダナアと中央のテーブルエリアでうっとりしている自分を俯瞰で見ると。この展覧会が天国じゃない?って気が付いて。すっごいニコニコしながらもう一周見た。まだまだ見足りないので期間中にまた見に行く。たのしみ。
(←今日買ったもの。手ぬぐい、キーホルダー(ロシア国旗)、メジャー。手ぬぐいの赤も欲しい気がしてきた‥)

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会場の外にでると、係のお姉さんが「すごく長く見てらっしゃいましたね」と微笑みながら話しかけてきた。「だってすっごくかわいくないですか〜(メロメロ)?」と言うと、ニッコリしたあと、「よろしければこれ」と鳴子ガイドマップをくれた。(解説しましょう。鳴子ガイドマップ、ヌマ伯父茶んとサーヤの合作であるため、「希望される方はカウンターに声をかけてください。お一人に一部お分けします」となっているのだ) あとで買い物するときにもらおうー(声かけよう)と思っていたけれど、向こうからくださるとは。あなうれしや。なんて親切なお嬢さんかしらと思いながら、マト&こけしグッズ売り場から彼女をながめていたが。ほかのお客さんには自分から声をかけることはせず。それもそのはず、わたしくらい時間をかけてコケシをながめる人間はそうもいないのであった。‥‥。なんかショック。

*1:ほぼ一方的とは云え、「先生」と思える身の幸福をかみしめました