越後つついし親不知(1964) @ラピュタ阿佐ヶ谷
このあいだの「孤独の賭け」ではいまひとつ佐久間良子の魅力に開眼できなかったので、もう一本のこちらも。
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でも美人の不幸は美しい。不幸が起こってから二人で過ごす場面なんて夢のよう。かなしくいまわしく美しい夢。雪国の昔の風景も、現代の町育ちのわたしの目にはファンタジーに映る。この風景のためにもう一度観たいくらい。
三國連太郎は狡猾で自分勝手な、小沢昭一は善良な、佐久間良子はかなしい美しさと色気、それぞれの業が全開の役を演じきっていてそこもよかった*1。(あ、でもわたし的には佐久間良子より、小沢昭一の映画かも。これ‥)