クモの網展 - What a Wonderful Web ! - @INAXギャラリー

この展覧会(→☆)、すごいたのしみにしてたのに、「日曜祭日定休。平日18時まで」というのに泣かされて、最終日まで行けんかった。行けてよかった。INAXギャラリー、次回の展示(デザイン満開 九州列車の旅:12月3日〜09年2月21日)もたのしみだけれど、行けるのかしらん‥*1 *2。(ハッ!考えるキノコ -摩訶不思議ワールド-:09年6月4日〜8月8日!これは行く。這ってでも行く)
蜘蛛の網の*3、写真展かと思ったら標本展であった。むー!標本!あの、デリケートなものを標本に。頭がさがるなあ。蒼い台紙に貼られた蜘蛛の網は、ほんとに宇宙のスケール。たのしみながら息をのむ。
蜘蛛が網をつくるVTRとか、あれこれながめて満喫。蜘蛛豆知識など仕入れて、気分はすっかり蜘蛛博士。蜘蛛はすごいな。ミステリアスだな。ずっと蜘蛛ばかりを見てたから、鏡に映った自分の姿にびっくりしてしまった。人間、この、薄気味悪いもの。
展覧会も素晴らしかったけれど、図録がまたいい!なんだこのポップさ。蜘蛛の本なのにすんごいかわいい。すばらしすぎると奥付を見ると、ADが祖父江さんだった。さすが。ふつうの本屋さんでも買えるのかな?

クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET)

クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET)

しかしわたしはどうして蜘蛛の網が好きなんだろう。こたえ:綺麗だから。単純明快、だけどなぜか附に落ちん。と思っていたら、あっさり疑問解決。幼い頃に読んだ童話、「シャーロットのおくりもの」の影響だ!(INAXブックセンターに関連図書として並んでいるのを見てはっとした) なんというか‥。子供をだますのはたやすいことよのう‥(きっと間違った感想)。

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余談。INAXギャラリーに向かう道で、すごいサイケデリックな花柄のドテラ?を着た恰幅のよい男性の後ろ姿を見た。日本人離れしたセンス。サイケなドテラ、の着こなし(というかそもそもサイケデリックなドテラというその存在、それで銀座を歩くというワンダー)。「‥ブラック(快楽亭)じゃない?」などと軽口をたたいていたら、ほんとに快楽亭ブラック本人だった。以前、ブラックと同じ町に住んでいたことがあり、ブラックと街ですれちがうことには慣れているつもりだったけれど、銀座ですれちがうとは思わなかったので驚いた。実際ブラック、銀座でなにしてたんだろう‥。

*1:しかし週に一度だけでも、もう少し遅くまで開いててくれれば‥。無料だし贅沢は言えないのかな‥

*2:無料といえば、INAXギャラリーのよこの警察博物館(ここでしか買えないピーポくんグッズがたくさん!←買わんかったけど)(幼児が警察官コスプレできるので幼児連れはたのしいんじゃないでしょうか←たぶんこれは有料)とか、銀座でも無料で楽しめる場所がたくさんあるのねえ。感心

*3:巣、ではないそうです。あそこは狩りの場であって家ではないので