女優とモード 美の競演(@神保町シアター)

これ、すっごいたのしみ!神保町シアター、春は乙女向けプログラムなのかしらん。

女優とモード 美の競演 −映画でめぐる、女優で綴る、昭和おしゃれ大百貨−
2011年3月5日(土)〜4月1日(金)
 
昭和の銀幕を華やかに彩った女優たち。その背景には、彼女たちの美しさを決定づけ、その役柄へと変身させる「衣裳」が重要な役割を果たしていました。日活映画で活躍し、多くの女優専属のデザイナーとなった森英恵東宝映画の黄金期にあらゆる映画の衣裳デザインを手がけた柳生悦子。その他大勢の隠れた衣裳スタッフの手によって、女優たちは華麗に美しく変貌し、観客を魅了していきました。ヒロインの設定にあわせて作られた、先端モードのドレスやスーツ、艶やかな着物や帯。細やかな小物づかいや着こなしの妙。それらをつぶさに観ることで、また別の映画の愉しみ方が生まれます。女優とモードの絢爛たる世界、ぜひご堪能ください。 −たかぎみき(ホームページ「キネマ洋装店」店主)(→HP

どれもおもしろそう!なラインナップのなかから、わたしが全力でおすすめしたいのは『鑑賞用男性(→☆)』。出来れば、まだ昔の日本映画に目覚めていない女の子にこそ見てほしい一本。日本の昔の映画がこんなにお洒落だなんて、日本映画にロマンチック・コメディが成立するなんて!目からウロコをぼろぼろ落としてほしいです。(でもこの映画で「昔の日本の映画ってかわいい!こういうのもっと見たーい!」って思っても、ここまでやってくれてるのはめったにないみたいなんだけど。目覚めたあとの向い先がないのにごめん。無責任で)