2007年とわたし

【音楽】
今年は偶然の出会いにアタリが多い年でした。5月に古本屋さんで流れていたワンノートにひと耳惚れ、同じく5月にピンチヒッター対バンの双葉双ーにひとめ惚れ、12月お芝居のエンディングに流れていたモールスの「E.O.W」に涙。歳をとったせいか、明らかに!今の自分は音楽に関して新しい出会いを求めていない。あの人この人の日記を読んで、音楽の好みの系統が似てるからきっとわたしもこれ聴いたら好きになるんじゃないかしら、と思うことはあっても、実際手をだすところまでにはいかない。なんでだろう、音楽に対して、昔ほど夢中になれないってわかっているから?今聴いているものを追いかけるだけで精一杯だから?だからほんとはこういう出会いもちょっぴり‘不覚’なかんじがするのだけれど。でもそういうわたしの無意識のガードをかいくぐってやってきたCDたちはどれもアタリぞろいでうれしい。
【展覧会】
ノルシュテインの絵本づくり展とますむらひろしの世界展がよかった。まさか原画を見られるとは思わずにいたのでまずその事実に感動して。緻密さと開け具合にも感動した。あと「ふろくのミリョク☆展」もよかった。長生きはするもんじゃて。
【お菓子】
ざんねんながら、去年の‘ゼリーのイエ’を超える出会いはなかった。今年は2回ゼリーのイエを注文した。妹の家にもおつかいものに送った。ら、妹はおろか妹の旦那はおろか妹の娘も夢中になった。妹の娘(当時1歳半くらい)が「ハイ」「さようなら」*1に続いて発した言葉は「ジェリィィ‥」。
【生活】
穏やかで平和、地味に幸福ながらも人の縁をつながりを感じる年でした。来年もよろしくおねがいします。みなみなさまさま、よいお年を。

*1:なぜ‘バイバイ’ではなく‘さようなら’なのか、妹も首をかしげていた