貸切り図書館20冊目・あがた森魚@鎌倉moln
アーティストにライブ中、愛読書を紹介して貰うという本と音楽にまつわるイベント「貸切り図書館」の記念すべき20回目は今年でキャリア43年、俳優、映画監督、文筆家としても活躍中のあがた森魚さんが登場します。稲垣足穂のことなど興味深い話がたくさん聞けると思います。ぜひお見逃しなく!
「貸切り図書館」という綺羅星のような企画にあがたさん登場。ときめきすぎる心を落ち着かせ、いざ鎌倉。会場に入りステージを見るとあがたさんが用意した本のてっぺんに「絶対安全剃刀―高野文子作品集」発見。うわうわうわ、このお話聞いたことない!でもお好きよね(一瞬で納得)、「田辺のつる」について話されるのかな?すーごいたのしみにしてたのだけど、開演直前に用意された本の上にさらに数冊の本がどさっと置かれ‥。「絶対安全剃刀」が見えなくなっったのでございます。残念、「絶対安全剃刀」のお話は聞くことができませんでした。ライブ終演後に隙を待って直にお聞きすればよかったのかな。後悔先に立たず。でもとても素敵な夜でした。「貸切り図書館」素敵な企画に感謝です。
続きを読む三原順のトランプランド
「今のうちにどうぞお帰りなさい。もうすぐ戦争が始まります。ボクは殺されるかもしれません。そうでなければボクが人を殺すでしょう。そのどちらもあなたに見て欲しくないのです。」ルーは王様に何か、言ってあげたかったのですが、王様が悲しそうに微笑んで「さようなら」と言ったので、ルーも「さようなら」と言いました。
こどもの頃読んでけっこう心に深い傷をうけたこの本を、友達が「読んだことない」と言っていたのでびっくりして日記に書きたくなりました。ほんとに、こども相手でも容赦ないよね‥。(今回読み返して、「マックス」の項が物語の進行上あまりにあまりにで(「ハートの国」には行かず仕舞いって‥)びっくりしつつ、そんなところも容赦ないなって思いました。はみだしっ子大好き‥)
アンジーは私の理想の男性だった! 〜ヤマザキマリ「はみだしっ子」を語る〜 @明治大学駿河台キャンパス リバティタワー
(〜没後20年展〜 三原順復活祭HP)
三原順復活祭は5/31まで。若干変則的な日程ですが(火〜木は祝日のぞき休館、土・日・祝日は12:00〜18:00、月・金は14:00〜20:00)、興味ある方は足を運ばないともったいないです‥!わたしは勿論4回通わせてもらうつもりです、押忍!
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はみだしっ子大好きで、アンジーがいちばん好きだったわたしですが、「アンジーは理想の男性」と言われてしまうとひるみます。ヤマザキさんはわたしより年上だから「はみだしっ子」を読みながらそういうラブ的な心が生まれたのかしらん? 今回このトークショーが非常に気になりながらも「ん?」と思った箇所がここ(「アンジーは私の理想の男性だった!」というタイトル)だったので、熱いアンジー論の結びに、「理想の男性というか理想の人間像ってことですね」の一言があり、イヨーに腑に落ちました。なにこの熱い感想。
でも実際この日は260人入る大型教室が一杯になり、立ち見が出る盛況で、物理的に暑かったのです。来場者の8割くらい?がリアル世代とお見受けしたのも熱かった。