美学校:ゲスト堀内隆志

今日のお茶の時間は、堀内さんお手製のアイスコーヒー*1。鎌倉といえば豊島屋の、鳩サブレー&小鳩落雁。ちょっと足をのばして伊東のハトヤサブレ。鳩づくし。ピースフル。

まだあまり暑くないけれど、夏。教室はワンピース姿が多いかな。やっぱり乙女はワンピが好きなのね。「ワンピース、いいですねえ。夏のお嬢さん、てかんじ。特に、ノースリーブはどきっとするね」 ニコニコ顔の先生は、夏仕様のスーツでパリっと爽やかにダンディ。今日もお洒落さん*2
7月のゲストは鎌倉のカフェ・ディモンシェのマスター:堀内さん。ヌマ伯父先生とは長い付き合い。一緒にカフェ講座を開講していたこともあり、息(のズレ方)もばっちり。リラックスされて、お人柄がフルにでたのではないでしょうか。素敵な方でした。(素敵すぎて、ヌマ先生の助手?のYさんが、「乙女の ‘理想のおにいさん’は、堀内さんだと思うんですよね。僕ら文化系男子はそれを目指すべきだと思うんです。参考にしたいので、ファンの人は、堀内さんの魅力をどんどん発表していってください」などと言い出す始末(始末て)。乙女から語られるご自分の魅力とやらを照れながらモゾモゾ神妙に聞いている堀内さんはほんとにチャーミング。ふふ。たのしい授業でした)(でも堀内さんの素敵さは、そういうことに頓着しないところだと思うの‥。素敵はあとからついてくる、つうか‥)
カフェのこと、大好きなブラジルのこと、ボサノヴァの歴史、ボサノヴァのミューズ ナラ・レオンの魅力。穏やかな口調にゆるゆる引き込まれ、まっすぐな人柄に感動させられる。‥なあんてこの日のお話でいちばん感じ入ったのは、「原田知世のファン☆乙女と云えば、原田知世でしょ(←意訳)」のくだり。原田知世ファンに悪人はいないって、常々考えているもので。YES、知世は全部‥!*3  *4
次に印象深かったのは、「コーヒーが苦手なんですけど、どうしたら美味しくいただけますか?」との問いに、「よいコーヒーに出会うことが大事、ですね」。よいものに、触れること。ああ、これって、すべてのことにあてはまる気がする。
好きなこと・やりたいことをやっているだけ、なんておっとり言うけれど。好きなことを納得のいくように行うことの難しさを誰よりご存知のはずなのに、さらっと言ってのけるんだから。静かな情熱家というか、けっこうハードボイルドとみた。
授業のあと、乙友とごはん。おしゃべりたのしかった。授業があと1時間早く始まって1時間早く終われば、もっとおしゃべりできるのにな。

*1:講座のためにワザワザ!じーん。ペットボトルを大量に持ち込んで、駅で不審がられたとか。なんというありがたいことだ

*2:そんなお洒落な先生ですが、最近生徒として通い始めた習い事教室で、生徒さんに、「なにをされている(職業)方なんですか?あなたのような方とお知り合いになるのはハジメテで見当がつきません」と言われたそう。十数年前、堀内さんが先生にはじめて逢ったときも、「こういう人と知り合いになるのはハジメテだ‥」と思われたそうで‥。「ひとを見かけで判断しちゃいけないよ」、って先生。日ごろ、そのためのお洒落です、て主張してるくせにィ‥

*3:そこまで言ってない。わたしも思っていない。でも手が勝手に

*4:知世さんの楽屋にも、チチさん経由でコーヒーを差し入れしたことがおありとか。喫茶店のマスターなのに「ブレンディ飲んでます」なんて言っちゃった‥。ですって。か、かわいい‥