姫子の思い出

切手、靖国、ロマンポルノ。わたしの日記がおそろしいことになっている(自覚はあるらしい)。軌道修正をはかるべく、最近あった女子らしい、かわいい、夢のある出来事を思い出そうとしたら、切手市場の記憶が‥(しかもキラキラと)。
切手市場行ったあと、乙友とランチ食べながらおしゃべりしたとき。「いたずらなキス」という少女漫画が名作すぎるらしいこと(読んでない)、「きみのこと好きなんだ」はあがたインスパイヤ作品だから読んだほうがいいらしいこと(読んで‥ ない‥)、あいかわらず乙女文化にうとい自分を自覚しながら。家に帰って思い立ち、ヤフオクで落札したのは「うわさの姫子」。これもチラリと話題にのぼったの。でも若乙女は知らなかったの。そのとき気付いたの。乙女文化にうといわけでなく、ジェネレーションギャップだということに。涙目でテヘッ★。涙目ながらも、17冊を700円で落札*1出来たのでたのしみ!たのしみすぎる!
そんなわけで姫子の思い出。若い乙女が読んでも、なんのことやらさっぱりだと思います。今思い出そうとしても、わたしにもさっぱり。どう考えてもおかしな漫画だった。小学館のてんとうむしコミックから発刊されていて、わたしにとっては、「ドラえもん」と「りぼん(雑誌ね)」のあいだに存在する、はじめて手にした学園漫画というかストーリィ漫画(小学校低学年のころ)。なのだけど。ごめん学園生活についてはあまり覚えてない。番外編の無人島のはなしが強烈すぎて。無人島編についての脳内あらすじ:【お金持ちの友人の船に乗り、海を楽しんでいたら漂流。どこかの島にたどりつく。その島は白人金髪の女王が支配している野蛮な島だった。女王は半裸の体に蛇をまきつけている。なぜか真樹(いっしょに漂流したボーイフレンド)は女王に気に入られ王様みたいになっている(小学生なのに)。なんだかんだあったのち、島の火山噴火(?)。めでたしめでたし】。うおー、ほんとにわけわからん。なにがなんだか。たぶん、この無人島編のあまりのインパクトの強さに、本編の学校編に戻れず、わたしは姫子を卒業してしまった。本編の学校編について覚えていること。主人公は梅宮姫子。小学5年だか6年生。厳格な長髪のおじいちゃまに育てられている。家では着物を着、お茶やお琴を習わされているけれど、ほんとはお転婆、運動神経抜群。ボーイフレンドは岡真樹。反発しつつも惹かれあう(小学生なのに)。お友達は、ネコ(その名のとおり猫目)とチッチ(ショートカット)とフーコ(太め)(脇役の絵柄があきらかに手抜きというか、ラフで、こどもながらに無情を感じていた)。担任はピエール先生。彼女らが学校でなにをしてたか、一切思い出せません。いま、これを書きながら、くだらないもの落札したなァ‥と痛感。また涙目。

*1:でも送料に千円かかった‥