妄想二本立て劇場
上に書いた、映画と妄想について補足。
先月新文芸坐に行ったとき、入場時に投票用紙を渡されました。冬に、夢の二本立て的な特集上映を企画しており、何日か、一般公募枠があるらしい。もしここであげた二本立てが採用されれば、特集上映中の招待券数枚や、一年間の「7のつく日」パスポートなど、景品はかなり豪華。わたしはふるえた。ぜひ、この景品、取りに行きたい(採用される二本立てを考えたい)。でも、受付は、新文芸坐内でしか受け付けていない。今日、映画を見て、帰るまでのあいだしか、悩む時間はない。落ち着いて考えなくては。しかし、この日観た映画は「トラック野郎二本立て」。落ち着いて、考えるひまなし。休憩時間もトラック野郎の余韻で頭はいっぱい。
落ち着いて、自分が観たい映画を二本組み合わせればいいじゃない。そう思ったものの、‥先日の「ぼくの伯父さんシリーズ」を筆頭に、「ナック」も「銭ゲバ」も、わたしが渇望していた映画の上映の、客足あまり良くないよなァ。思い出すあれこれ。むむむわたしが観たい映画じゃだめだ。落ち着いて。映画ファンの選ぶベスト作品的なアレを思い出すのよ。だめだその予備知識ない。さんざん悩んで思いついたのは、ジャック・ベッケルの「穴」。これなら老若男女を問わずにウケるんじゃない!?つーかどうにも自分がもう一度スクリーンで観たい。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2003/05/23
- メディア: DVD
- クリック: 28回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
- :
その後家で熟考して、「時計仕掛けのオレンジ」(スクリーンで観たことなし)と「バーバレラ」にするべきだったあああああああああああああ(ジタバタ)!と思いつきましたが時すでに遅し。ああ、こう書けばよかった。脈絡ないけど。
(「魔女の宅急便」と「パンダコパンダ」もいいな。でもみんなDVDとか持っていて、わざわざ映画館には来ないかな?客足悪かったらショックだな)(「ツバル」もまたスクリーンで観たいなー。もう一本はなににしよう‥←いい映画だけど客足は見込めないかなあ。「のら猫の日記」とか「少年、機関車に乗る」もいいけど、客足‥ってどうだろう‥)(あっホドロフスキー二本立てとして「ホーリーマウンテン」と「エル・トポ」は!?横浜から片道90分かけて三鷹オスカーまで行った、昔のわたしのような青少年に捧げたい!)(「セリーヌとジュリーは舟で行く」をもう一度スクリーンで観たいなあ。もう一本はなににしよう。もう「セリーヌ‥」が拝めればなんでもいいよの気持ちになっちゃう。うふふ・・・)
やべえ。妄想たのしすぎる。
- :::::
と・いう、前置きがあって、「自分だったらドースル?」的な。
ちなみにわたしが「穴」と言ったとき、3人が「穴?とは?」という反応だったので、「フランスの昔の映画で、囚人たちが脱獄したくてひたすら穴を掘るっていう映画なの」と説明したのですが、説明しながら、「これではなんと朴訥な映画なことよ。誰の心もとらえぬではないか」と自分のプレゼン能力の低さを痛感しました。トホホ。
ちなみに番長プレゼンツの二本立ては、「ひとつは‘うたかたの日々’。また観たいんだけどソフト化されてないんだよねー‥」。おお‥。お洒落番長ここにあり(‘うたかたの日々’、ヒロインと、ヒロインのワンピースが、ひたすら眼福だった思い出。インテリアとかも素敵だった)。「でも、もうひとつ(組み合わせ)が思いつかない‥」と悩んでいたので、「じゃあもう一本は日本版リメイク‘クロエ*1’で」と言ってしまったのは、架空のプレゼンでも敵は消しておけというわたしの闘争本能でしょうか。
ちなみにTさんプレゼンツは「プリシラ」と「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」。なにつながり??(まきさんの‘俺の二本立て’は聞かんかった‥。←いつのまにか企画が男らしく変わってるし。ああ妄想ってたのしいなあ)
*1:誰が悪いわけでもない残念作