美学校:ゲスト加藤文子

今日のおやつは、カモミールティと京都和久傳のれんこん餅西湖(→☆)。れんこん餅はブルリラご機嫌にふるえていました。あまりのふるえにそばの乙女が「生きてる‥」とつぶやいたのがツボにきました。美味しゅうございました。ぶるぶる大好き。(写真はすこし意識してグロテスク*1に撮りました。うそです)(盆栽キャラはマティ(松?)‥だったっか(名前)?ちゃんとサンリオさんに発注したんですって。やるならビシッと!)
今月のゲストは、盆栽家の加藤文子さん。ヌマ先生の盆栽師匠になるのでしょうか。一昨年朝顔の鉢をすら枯らしてしまったわたし*2には雲の上の方です。加藤さんはたたずまいからしてすこし違いました。穏やかでいながら意思力を感じるというか、しずかに発光しているような雰囲気。なんていえばいいのだろう、‥充足してそうな空気をまとった方でした。むーう。暮らしというものが表面にでるのか‥。素敵な大人を目指すにあたって、課題は山積みだ‥。
19歳のとき、まだバックパッカー旅行が一般的でなかったころに、3ヶ月のヨーロッパ貧乏旅行にでたことが人生のターニングポイントだったそうで。さいごには一本のコーラを、どっちが多く飲んだかで言い合いになること、毎日朝がくるたびに生を実感したこと、旅ならではの濃密な時間のこと。中学校は音楽学校だったのだけど、どうも性にあわず退学になってしまったこと。「でも、一度そういう目にあうと、(枠から外れても)大丈夫だって思えて‥(よかったわ、うふふ的な)」。おっとりして見えるけど、納得できないことは納得できません、意地を張るのではなく、だってのみこめないからすすめないのよ‥?みたいな不思議な反抗のしかた(?)*3。今やられてる盆栽も独特すぎて、家元?的なご実家からは破門されたようなものだとか(さいしょは相当異端みたいだったのだけど、時代がついてきた、みたいな)。伝統のことを、「はじめはなんでも新しい流れなの。正しいから続いているうちに伝統になるだけで。守りに入ったら意味が無いわ」みたいにおっしゃっていたのかな。ちいさな質問にも真正面からこたえてくださる姿が印象的でした。すてきな方でした。

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二年次の授業は今日で半分終わり。折り返し地点?早いなあ‥。二年次カリキュラムはおやつ当番とかないし、毎月豪華ゲストなのだけどトークショー×12だと授業っぽくないので‥。どうしたら一年次のときめきを思い出せるか若干暗中模索気味‥。(この豪華に麻痺したらもったいない、と自分をふるいたたせております押忍!)

*1:軟体動物風。うそですってば

*2:日当たりがよすぎるのだと思う。←言いわけ。おそろしいイキオイで枯れていったので呪いかも

*3:「女性にも反抗期ってあるんですか?」ってヌマ先生‥。マジですかその質問