ただいまです

昨日無事北海道から帰りました。
いつもけっきょく無事なのだけれど。でも飛行機に乗るまえには、毎回つねに、「これが落ちないという100パーセントの保証はないのだよなあ、ドキドキ。いまだになんで空を飛べるかの理論がわからないもん。きっと一生わからないもん。世界がもし百人のわたしだったら。文明はなんと発達しないことよ‥」とはるばるしたきもち(成分の80%はあきらめ)*1になる。日常的に飛行機をつかう方、不吉ですみません。
むかーし読んだ、たぶん谷山浩子*2のエッセイに、「恋人と乗るジェットコースターには、擬似心中のよろこびがある」ってあったのだけど*3。今のわたしには「ふたりで飛行機に乗る」のがそういう、擬似心中的な行為だと思う。Kはそんなこと、ちっとも考えてないと思うけど。
(写真は新千歳空港で買った自分へのおみやげ。どこに旅行してもマトリョーシカを買ってくる女。それがわたし。(だって空港で、ロシア・サハリンフェスタが開かれていたんだもん。千歳・サハリン航路就航六周年記念、ですって。て、エ‥?六、周年?‥少なッ‥) 北海道日記はまとめて夏休みの宿題のように書く。つもり)

*1:ほんとに飛行機が落ちて帰らぬ人となったらなにが一番後悔するかな、と自問自答したところ、『冷蔵庫に秘蔵のシードルを寝かせたままであること』に落ち着きました。ああ無事に帰ってきたからには早く飲まなきゃ‥

*2:小学生のころ、なぜか谷山浩子が好きだった。ラジオ聴いてたから?今聴いてもきっと好きだと思うのだけど、ハマるのがこわくてもう二十年くらい聴いてない

*3:なにぶん昔のことなんで、わたしの解釈によってベツモノになっている可能性も大