危いことなら銭になる(1962)

シネマヴェーラ渋谷 〜特集 RURIKO:浅丘ルリ子の映画たち〜
木曜日に見た中平康の映画がおもしろかったので、「たしかルリ子特集でもあったはず‥」とシネマヴェーラにでかける*1。天真爛漫なモダンアクション。ふつうにおもしろかった。中平康作品のなかでは、評価が高いみたいなので期待しすぎたかも。(つまらなかったわけではなくて、自分のおもしろがりポイントがずれてるせいかな‥と考え中)
でもルリ子はそりゃあもう可愛かった。目がクリクリで肌がプリプリでお人形さんみたい。華奢な体で「柔道3段!」という無茶な設定もいい。「もう食べられない」なんてベタな寝言も‥いい。ボロ車を運転するシーンがいい。物語の舞台が、東京〜横浜で、ラスト近くの、取引場所に指定されるのがわたしの実家のあたり(磯子埋立地)だった。わー、磯子が映画の舞台になるなんてはじめて見るかもーとわくわくしたが、1962年、わたしの生まれる前のその土地は、‥‥ド田舎であった。ぷふふ(笑い声)。

*1:シネマヴェーラすいてた。たしかに、「浅丘ルリ子特集て微妙」と思ったけど。「綺麗な女はこう生きろ!」というコピーも微妙と思ったけど