ケイブルホーグとわたし

シネマヴェーラの受付で、「ケイブルホーグ関連商品」として、DVDやパンフレットの販売をしていた。Kが、「ピンクフラミンゴ・フィメールトラブル」のパンフを発見(さすがめざとい‥)*1ケイブルホーグ、日本にジョン・ウォーターズを紹介した会社だったのか。偉業をありがとう。調べてみたら、ほんと、偉大な配給会社だった(2001年次全配給作品リスト:→☆)(←ほんと素敵な作品ばかりなのでぜひリンク先をひらいてキャーキャーしてください)。*2 *3
わたしを映画好きにした「サンタ・サングレ」もケイブルホーグの配給作品だったんだ‥。どれだけ感謝しても感謝しきれない。2005年に倒産*4‥。嗚呼‥惜しいことを。‥今、頭のなかで、「青春時代が夢なんて後からしみじみ思うもの」という歌が‥まわってるんですけど‥(どうにかして)。こうして特集上映があったことで、少しでも関係者が報われたきもちになってくれていればいいのだけれど。(今、とてもしみじみした気持ち。オソイヨ‥)*5

*1:1986年日本上映時のもの。‥残っていすぎじゃないですか

*2:2001年以降の配給作品は、ビスコンティの「白夜(ニュープリント修復版)」や「カレル・ゼマン レトロスペクティブ」(同じ映画を何度も特集上映したりしてる。ここまで好みをうちだす配給会社もめずらしいのでは‥。ほぼ毎年フリッツ・ラング映画祭やっとる)、アレックスコックス作品(には製作もかかわってる)や「美しき冒険旅行」(!)「レッツロックアゲイン」(!)「ラッチョ・ドローム」(!)など

*3:自分のなかのケイブルホーグ配給作品ベスト5。「サンタ・サングレ」、「美しき冒険旅行」、「ストレート・トゥ・ヘル」、「カレル・ゼマンレトロスペクティブ」、「ハムルスの幻想」「マドモアゼル・ア・ゴーゴー」。案の定6ケあるし!「ピンク・フラミンゴ」のこともじっくり頭をさげてお礼言いたいし!

*4:1982年に設立・2005年に倒産というのは、日本経済というかバブルというか、‥わたしもバブルの恩恵をうけていたのかー。泡よ夢をありがちょう

*5:ふつうこういうの、特集上映前に調べて書くよね‥。ま、これ、日記じゃけん