キセル入門ＣＤについて考える

おそれていたことが。質問されたらやだな（困りすぎる）と思っていた質問、「キセル入門として１枚目に買うのはどのＣＤがおすすめでしょう？」をいただきました。どれからでも安心して門を入ってくるがいい。と思うのですが、３枚目と４枚目以外がいいかな？長く熱いのでたたみます。

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夢

オススメ。順序をたどってデビューアルバムから入るのは礼儀正しくてよいと思います。「ハナレバナレ」や「夢のいくら」は今でもライブで演奏してるし。2001年て７年前なのだけど、特に古びた印象はありません。ただ、写真を見ると、「まだ子供！」と思います。弟。

近未来

オススメ。意表をついて２枚目からでもよいでしょう。マイ・ファースト・キセルはこのアルバムでした。コンビニでかかっていた「渚の国」という曲がとても気になったのです。ライブで「渚の国」を聴いたことはいまのところないです。「あの曲をライブで再現するのはむずかしい」と言っていたし、海辺のライブでも演奏されることがなかったのであきらめていたのだけれど、今年のフジでは演ったんですってね。思わず「山でか」とつぶやいたさ‥。「ピクニック」や「ギンヤンマ」、なんといっても「ベガ」収録。

窓に地球 初回限定盤DVD付き「スペシャルBOX仕様」(CCCD)(DVD付)

ススメズ。しかし実はいちばん好きなんじゃないかと思える３枚目。なんかあまりに完成されすぎていて、ほかのアルバムを聴く意欲がなくなったらもったいないわと思うのと、ＣＣＣＤ？、パソコンにおとせない仕様らしいので、いつでも聴きたい派には不向きではないかと思って。でも初回限定盤には「方舟」（と「砂漠に咲いた花」）のＤＶＤが付くので、早めの購入をおすすめ。

旅

ススメズ。クオリティはたかいけれど、パンチに欠ける‥かな。１枚目には向かないと思うので、何枚目かでいいと思う。とはいえ「ハネムーン」「雪に消える」（このバージョンはＣＤでしか聴けん。すごく好き）「庭の木」など名曲多数収録。

magic hour

オススメ。なんといっても、今いちばん新しいキセルなので。ほんとにバランスのよいアルバム。「君の犬」収録。「ビューティフルディ」「同じ夢」どの曲もいいよ‥！（でもどのアルバムもいいのよ‥！とふりだしに戻る）

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タワー

ススメズ。ベストアルバムは、もしアルバムを買い揃えるつもりだったら無視していいと思う（目をそらしながら）（だって、アレンジとか何もいじってないんだもん。大人の事情ってヤダワー）。入門編としてもどうかな〜‥。ポップな曲が揃っているのはいいのだけれど、あとからジワジワ系もないとキセルを聴いてる気がしない。
（でもそのぶん中古屋さんで見付けがち。救済活動として買ってもいいけど、全部アルバムが揃ったときには不要かも。友達にあげればいいか‥）

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ニジムタイヨウ

オススメ。「ハナレバナレ」「ハネムーン」「嘘つき」など、全曲名曲にしてほんのりラフな、このミニアルバムもいいかも知れない。（ジャケットの二人の写真が若すぎて落ち着かない以外は）

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「鰯に鮪」「雨音」「島根」「口笛」など、シングルになんでこんないい曲いれるかなーというものも多いです。さりげなーく商売上手。いつかこういう曲をあつめたアルバムが出る（出て）と思っていたけれど、レコード会社移籍しちゃったからどうだろう。出してほしいよ‥。

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結論。わたしは優柔不断すぎる（すみませんすみません）。