テーブルウェア・フェスティバル2009 @東京ドームシティ

〜暮らしを彩る器展〜(→☆
自分には縁のないおまつりだと思っていたテーブルウェア・フェスティバル。自分には縁のない器だと思っていたfranz*1の食器を買うため出掛ける。おまつり中のみもらえる、豪華なおまけに目がくらんで。清水の舞台から飛び降りたのだけど、購入した食器は在庫切れのためまだ手元に届いていないです。今日はまつりの記録だけ。
(写真はいつか宝くじに当たったら買いたいあこがれのティーポット(franz))

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しかし会場が東京ドームってすごい。お祭り感たかまりすぎ。あちこちにお花が盛られ、生垣があり、なんとも華やか。入場料金2千円(当日料金)は伊達ではないな ←こういうこと考える貧乏人が足を運ぶおまつりではないんだなあ。みつを(ちなみにわたしは前売りを、チケットショップで千円で購入‥)。

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著名人によるテーブルコーディネートのあれこれ。ほんとにこんな素敵な器でホームパーティとかやってるのかしら。別世界なり。あ、でも私物ってわけではないのかな?お金に糸目をつけず、好きな食器を選んであれこれセッティングしてるだけとしたら、おままごとみたいで楽しいな。意外な少女趣味にほほえんだり、上質なしつらえに溜息こぼしたり。
黒柳徹子のブースは記録に残さなくてはなりません。以下HPより。

『新婚一年目の朝御飯』
今年は、現代の「新婚一年目の朝御飯」という風なことをイメージして、セッティングをさせて頂くことにしました。結婚式の次の朝というのも考えましたが、それは、どうもゴタゴタしていて、気分的にもゆっくり朝御飯でもないな、と想像し、(残念ながら、私、経験がないものですから…) 一年くらい経って、気があってる二人なら、きっと、気持ちのいい朝御飯になるに違いないと、私の理想の部屋を、まず考えました。海のそばの風通しのいい、明るい部屋。ゆっくりと時間が流れている、ということは、旦那さまが趣味の油絵を描いていることでもわかっていただけるでしょう。モデルは、勿論、奥様です。ちなみに、この油絵は私が描く予定にしています。例え下手でも、何せ趣味なんですから。奥様の希望なので、多少、ローランサン風にしてみましょう。
食器は、愛を表したいので、白鳥をモチーフにしたFRANZ(フランツ)のものを拝借しました。
そして、私が朝御飯!と一番主張したかったのは、トースターです。これは食パンにパンダ模様の焦げ目がつくものなのです。こんなかわいいことを考えるかたがいらっしゃるのですね。私の大切なコレクションの一つです。あと、天井の扇風機も手に入れたので、ゆっくりまわしてみるつもりです。その他、いつものように、自分で貼ったり切ったり。色んなこまごまとした小物も、新婚一年目らしさを表現できたら、と考えています。
「ああ、こんな朝御飯を誰かと一緒に食べてみたい」そんな雰囲気になるといいのですが!

「残念ながら、わたし、経験がないものですから」という一文が可愛らしいです。残念ながらこんな素晴らしい朝食、わたしも経験ないんですけど。一番の主張がパンダコレクションだというのも、可愛すぎます(徹子が)。
(←白鳥わかります?)*2

(お客さんが油絵を見て、「え・・・自画像?」とザワザワしてた。いいじゃん!)

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一般人によるテーブルコーディネートの優秀作の展示は、実際なんのお料理を盛り付けたかの説明と、その写真が載っているのがおもしろかった。説明文のほほえましさにキュンキュンしたり、黒琴線を刺激されたり。メニューは案外ふつうだったりして、そのふつうさがリアルで、ほんとにこんな生活を送る人がいるんだなあと感心したり。ひとつひとつに思いをよせてたら、まじで一日かかります。

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販売コーナーでは、食器のほかに、クロス類やかご類を売るお店もありました。フェスティバル用にお買い得価格で、あけび籠やくるみ籠も売られてたのですが、思いつきで買うには躊躇するお値段‥。こういうのは旅の思い出にエイヤと買うのがいいんだきっと。そう自分に言い聞かせて一角を離れました。

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(バナナとかお芋とかあるのわかるかしら)
おもしろかったのは、一輪挿しのコーナー(マミフラワーデザインスクール)。家庭にあるフツーのコップに一輪挿し。安定させるために、野菜をオアシス替わりに見立てた組み合わせの妙が見事すぎる。無造作のように見えてとんでもない緻密な計算してそうで、真似できる気がしない。でも綺麗!綺麗!これはたのしかった。

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総括。豪華なおままごとみたいでたのしかった。

*1:すごい凝っていて笑うしかない心意気が素敵なんだけど(食器界の「でもやるんだよ」)、いかんせんわたしには高価すぎる

*2:franzのお店で撮影させてもらった白鳥の一例・ソルト&ペッパー 徹子のブースの食器はすべてこんなかんじ。というかfranzの食器はすべてこんなかんじ。franz、わたしのなかでは食器界の海洋堂