名画座と食事とわたし

しつこくてごめんなさい。名画座で食事をとる人が好きです。さいきん一番ぐっときたのは、アルミホイルにつつまれた自作のおにぎりを食べる女子。かわいかった。家からおにぎりを持っていくというのはわたしにはない発想だったので新鮮でした。フレッシュ。家からおにぎりという発想がないのは、中にいれる具がないから。ちがう。余分な米がないから。あれれ。家からおにぎりを持っていくほどお小遣いに切迫していないのからだと思ったのに、予想外の結論に。
今日ちょっとまいったなーと思ったのは、隣のおじいちゃんが、お寿司を食べていたこと。まあ、休憩時間になにを食べてもいいんだけどさ、生寿司には度肝を抜かれました。しかもおじいちゃんだから、休憩時間に食べ終わらなくて、映画が始まっても寿司タイム。君は知っているか。お醤油のにおいってけっこう強い。楊貴妃の舞台は中国なのにお醤油のにおいに包まれて鑑賞。でもこれも名画座の醍醐味。わたしは名画座で食事をとる人が好きです。