トークイベント：チーム男子を語ろう朝まで！出張版
【カトリーヌあやこ×金田淳子×能町みね子×福田里香 ＠オリオン書房立川店】
チーム男子に特に思い入れはないのだけれど、おもしろそうだったので立川まで。２時間半びっしり、おもしろかった。チーム男子についてはこの本で各自勉強してください。と言いながらわたしは未読。とんでもないな‥。
- 作者: チームケイティーズ,オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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ドラマは「SP」（本広さんの組織萌えを絶賛）、「ハゲタカ」（←がチームという見方は意外‥。ちゃんと見てなかったせいか。福田さんの言うには、「ハゲタカ」というドラマチームのなかに、二世同士のドラマ、同じ師匠を持つもの同士のドラマなどがあり、どこまでもドラマ外ドラマの深読みが楽しめるとか）、「バッテリー」（最近のNHKドラマはツボをつきすぎるらしい）、（ドラマに関しては、自分が見ていないので細部の検証が出来ず若干さびしかった。わたしは昔からＴＶドラマを見る習慣がないのです）*1など。「ルーキーズ」はチーム感強いけど「ごくせん」は弱い。ただの集団じゃなくて、目的がなくちゃチームにはならない！にナルホドー。映画「クローズド・ゼロ」における三池崇史の異様なまでの腐女子脳絶賛（福田さん）。腐女子視点から見ると「なぜここまで‥！」という完璧なまでの萌え作品らしいのだけど、男子はなぜか気付かない（ちらばるポイント一切目に入らず、みたいな）（ほんとに性別でちがうんだよねえ。ものを見る角度が）。
金田さんが、「今まで自分の担当は漫画だと思っていたけれど、漫画の知識じゃ福田さんにかなわないので」と受け持ちなおしたジャンルは歴史。いきいきと「三国志」について語る金田さんを、もう誰も止められない。「劉備」のチャーム100！（リーダーの魅力はチームの死活問題）
スポーツはサッカー（メンバーをＳとＭに分けて、「ドＭジャパン」作ったり。カトリーヌさん）（モエ（萌えかつ燃え）なきチームに勝利なし）、相撲（部屋ごとにチームが。能町さん）（能町さんはタモリについての論文（？）もイキイキ発表していた）。寺尾もチャーム100。個人競技であり集団競技である駅伝押しは福田さん。
チャームなリーダーとして、「困ったリーダー」「ちっちゃいリーダー」（ボーカリストにちいさい人が多いのはなぜか？との質問に、「声帯の問題で、背が低いほうがたかい声がでやすいんですよ」と実に科学的なお答えが）押し。ちなみにこの困ったリーダーの代表選手はエレカシの宮本さん‥。
チーム概要補足：チームには、ひとつの目標・夢がある（敵対関係チームがからむとまたいい）。チームには解散がある。チームでの役割としての人格と、本来の人格、そのギャップに悩む姿もまたよし。
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備忘録がわりに思い出すまま書き上げたけれど、たぶんこれで半分くらい。どこもかしこも濃厚すぎて、どこが濃かったのかもうわからない。わたしのなかで特に印象的だったのは、（１）金田さんの暴走、（２）検索ちゃんにおける小池栄子ポジション考察、（３）「萌え」という言葉を使うことについて。金田さんの暴走は、考察が妄想まじりでわけわからん！でもおもしろいからよし！暴走する姿がほんのり可愛い気がするが、これは同胞愛？きわめつけは、資料として持参した、鉄道路線を擬人化した同人誌。鉄道路線を擬人化‥。そしてそのチーム性に目を輝かせる金田さん‥。「この本を読んでから、電車に乗るのが楽しくなりました。おたのしみのネタはいたるところに！‥こんなに貪欲でいいんでしょうか（金田さん）」「もうこの際貪欲に‥。楽しみましょう（福田さん）」。小池栄子ポジションについては、お色気で勝負できる女子が、あえて色気を封印してチーム男子にまじるというのは‥。オスカル？ 否、そうじゃなくて、あえてお色気を封印しているストイックさが肝なんだろうなあ。チーム男子にまじるためにはまず色気ゲット・バット封印‥みたいな‥。たしかにこの封印を痛くなくさりげなくできる人って貴重かも。あと「萌え」という言葉って、使うのに抵抗あるけど‥ぎこちなくしか口に出来ないけど‥。見て？あの人たちはあんなにいきいき口に出していて、しかも楽しそう‥（キラキラ‥）。ほんの一歩踏み出せばいいのか‥？という躊躇（わたしのなかの）。乙女が「素敵！」、ギャルが「イケてる！」と言うかわりに、「萌え！」と言ってるだけだもんなあ（あっさり洗脳されるわたし）（いや、まだ踏み込むのは見送ろう）。
