下赤塚の思い出


この先しばらく郵趣ネタが続きそうなので、先月ふと行った下赤塚について書きます。ひいい。さらに地味になったけど気にシナイ。
下赤塚に行ったのは、TV「もやもやさまぁ〜ず」で、そこに大仏があることを知ったから。ちなみに番組内で紹介されていたのは駅前の「フランス製菓」で売られている「大仏サブレ」、のみ。ご本尊は紹介されなかったのだけど、「東京に大仏。ていうか下赤塚に大仏。これは行かなきゃ」な気持ちになって。日記に書かなかったのは、めんどくさかった 本能のままに行動したので、日記用に写真を撮らなかったため。大仏サブレの写真さえ、撮らずに食べた男らしい俺だ。大仏サブレが思いのほか美味しかったので、日記用にルートを考えて再訪*1したいから、今回は日記いいやーと思ったのだけど、このあいだ北区の漫画を読んで、「いやいや板橋区かてそうとういい味よ」と思ったのでこうして日記に書こうと思った次第です。写真に失敗したため全体に地味なので、以下たたみます。
たたんだものの、あらためて書くことはなかった。てへ。

東京大仏は思ったより小さかった*2。大仏のいるすぐそば、乗蓮寺内の池の鯉にエサをあげたら、鯉たちがちょう我れ先に争って水面から跳ね上がってきて、パンクスのライブ会場のようだった、というか地獄絵図のようだった。大仏のおひざもとで地獄絵図。これはまずいだろうと思った。

蓮が咲いていてきれいだった。こじんまりとしてるのがよかった。庭が地味に見ごたえあった。

隣にある植物園が、無料のわりに充実していて、近所に住んでたらここで本とか読みたいなと思った。紫陽花にカゲロウがとまっていて、死にものぐるいのかげろうを見ていた、と思ったらすでにそのカゲロウは絶命していた。はかなすぎる。合掌。雨が降ってきたのでバッティングセンターで雨宿り。

雨が弱まってきたので下赤塚に向かって歩き出した。商店街?のはずれのほう、さびれた温泉街のような旅情があった。都内、しかも23区内の、駅前といえば駅前なのに、旅情。ちなみにわたしは「来る夢来る人」とかいて「ライムライト」と読むセンスに、ものすんごく昭和を感じるのだけど、果たしてその名前のスナックがあったので、それだけで下赤塚すげー。と思った。近所に住んでたら勇気をだして訪れたい。こういう好奇心で今までに何度失敗をしてきたことか。
途中、どうにももやっとした磁場を感じる喫茶店を見つけたので、折角なので入ってみた。予想以上にもやってた。常連さんに対してママ(マスターか?)が、「お醤油腐ってるから気を付けて」と言っていて、気を付けるのはママのほうだと遠くから思った。他にもいろいろもやもやポイントはあって(そもそもお店のメニューに醤油が必要なものが見当たらなかった)、やはりわたしたちのもやもや探知機は正しかったとうれしくなった。
しかしママの話によると、この店にはすでにもやもやしろ〜ずのカメラが入ったらしい(TV東京の人が放送日の連絡をくれなかったことを怒っていた)(ちなみにその日は牛乳が切れていたのでつぶやきのリクエストにはこたえられなかったらしい。喫茶店で牛乳が切れてるって‥。てかすぐそこに商店街が‥)。あらら。わたしたちの探知機なんてこんなものか‥(誰が見てももやもやした店であったか)。妙にさびしい気持ちになった。
煮えきれないもやもやを胸に、駅前のフランス製菓で大仏サブレとたぬきケーキと焼菓子を買った(買いすぎた)。大仏サブレ、あなどっていたけど美味しかった。まじでまた買いに行きたい。その際にはサブレを片手に東京大仏と写真を撮るんだい。以上下赤塚の思い出終了。

*1:Kの行きたいラーメン屋が成増にあったので、成増出発→大仏(植物園・バッティングセンター)→下赤塚到着・大仏サブレ購入、というルートで行動したが、下赤塚出発で、大仏サブレと大仏を同時に撮影するべきだったと後悔した

*2:青銅製としては日本で3番目くらいに大きいらしいけど。大船観音を見て育った神奈川県民にはリトルサイズねー←素材思いっきり無視してみました