七月のライブ

京浜ロックフェスティバル2010プレイベント 代官山編〜ソング&ダンスマン@ 晴れたら空に豆まいて
出演:あがた森魚双葉双一前野健太

この三人の取り合わせを見たときはわが眼を疑いました。自分の願望が見せる幻?わたしをおびきだすための罠?こういうことがあるから生きているって素晴らしい。そうまで思えるこの取り合わせ。おお‥。
熱いね!の前野さん、ご機嫌悪いのね(そうでもないです)の双葉さん。そんな二人を「若くて色っぽい男の子」と評すあがたさん。ああ、あがたさん。かなわないなあ!最近はまたタンゴに傾倒しているそうで、コントラバスの東谷さんとふたりのラフなステージ。しかしタンゴ度合いはあるようなないような。肩のぬけたひょうひょうとしたのびやかな歌声に、佐藤敬子先生への思いに、胸をぎゅうっとつかまれて。アンコールは先の二人や客席にいた久保田真琴さんをステージによんで、「大寒町」。豪華な夜でした。

あがた森魚セットリスト : 山椒魚の出てきた日/小さな喫茶店/清怨夜曲/渓谷鉄道研究家になるんだ/佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど / (アンコール)大寒

(双葉ファンとしては、今日のライブは毒気がたりなくてちと物足りなかったです。アンコールではふつうに好青年だったよ)(前野ファンとしては、前野さんが「ややデラックス」のときにカバーした「大寒町」を一緒に歌うことになったのに感動しました。前野さんも思うところあったらしく、MCでとつとつと話しかけたのだけど、進行役のドラッグクイーン?(今日は女装なしだったけど)の方に「まぁーご縁ですねえー!」ってコンパクトにまとめられていた。噫無情‥)