LIVE NEXUS presents 岡村ちゃんとかまってちゃん @STUDIO COAST

岡村ちゃんとかまってちゃん。ちゃんちゃん言いたいだけで新木場まで。年齢的には岡村ちゃんファンのわたしだけれど、岡村ちゃんを聴いたことはない*1。前回観たかまってちゃんワンマンがぐだぐだすぎたとしぶるK*2をなだめすかせて会場入り。かまってちゃんが先行だったのは言うまでもない。

【セットリスト】 1)ねこラジ 2)あるてぃめっとレイザー 3)ロックンロールは鳴り止まないっ 4)二年 5)天使じゃ地上じゃちっそく死 6)花ちゃんはリスかっ 7)自分らしく 8)いかれたニート 9)ぺんてる 10)即興?でもう一曲

なんだろう、の子がすごいニコニコしてた。持ち時間が少ないせいか、さくさく進行した。よってすんごいいいライブだった。の子のMCでよかったのは、客席からの「しっかりー」の声援に対し、「俺がしっかりしちゃったら、このバンドどうなっちゃうんだよ!」。ぺんてるの最中、「こうしているあいだにもどんどん大人になっていくけれど、この歌を歌うとき、この歌があの頃を思い出させてくれて戻してくれて、あのときの気持ちを忘れるんじゃねーぞってなるんだ」。客席にダイブしたときに、パーカーのフードに抹茶ヨーカンをいれられたの笑った。誰がいれたか知らないけれど、よくぞ抹茶ヨーカンを持っていた。(前のほうにいたわけだから、荷物はロッカーに入れてきているだろうに。なぜ持っていた?しかも抹茶ヨーカン‥)  ぺんてるが終わり、バンドのメンバーがステージを降り、ひとりステージに残ったの子が、「こうしているとひとりになれるから好きなんだ」と即興?新曲?の弾き語り。ぐだぐだしていると、ステージのすそからマネージャーが、「もう時間終了してるから」と呼びにくるけれど、「もう5分だけだから」「もう5分だけ、ダメなの?じゃあもう1分でいいから」。などとねばり、最終的にはお姫様だっこでひっぱられて退場。感動もしたし、ほのぼのもした。

かまってちゃんが終わって休憩時間にロビーに出ると、かまってちゃんファンの人たちが口々に、「今日のの子は調子よかったね!」「の子の調子がいいといいね!」「の子、よかったね!」などと話していてほのぼのした。の子、愛されてるなあ(というか、ははは)。Kだって、「今日のライブはよかったなー」と胸をうたれた風だった。この、大御所とのツーマンというのがの子を奮い立たせるのかしら。
このときは、1階の、後ろのほうで見てたんだけど、MONOの姿が見えないと、寂しく思う自分を発見。MONOが踊るとうれしく思う自分。の子とMONOの友情のようなものに注目していたい自分を発見。わたしのそんな思いを読み取ったのか、Kは、「の子とMONO君でゆずみたいになればいいと思うんだ」と言っていた。どんな思いだそれは。

その後、ハジメテ観た岡村ちゃんのステージ。岡村ちゃんがあんなに踊るとは知らなんだ。あんなに踊って息があがらないなんてすごい。思ったほどは太ってなかった(なにもどう思っていたのか)し、思ったほどに気持ち悪くもなかった。失礼だし。一曲も知らんと思っていたけれど、「だいすき」は記憶にインプットされていたし、「どうなってるんだよ」「カルアミルク」等タイトルは知っていて、この歌がそうなんだー、しっかり歴史の一部だなーと感心した。アンコールにはダンサーもでてきて、ショウアップされているステージに感銘をうけた。完成度高くてかっこいいけれど、そんなに好きにならないことにも気付いた。でもこういう独特な人がのびのび(でもないか)生きていると思うとうれしいので、これからも頑張ってほしい。

この日はかまってちゃんがよかったんだよー。
かまってちゃんのライブの出来に波がある件だけど。の子のコンディションに激しく左右されるのはあたりまえ、それでこそかまってちゃん!と思う気持ちと、甘やかしちゃイカン、最低限のラインは守るべきだと思う気持ちと、6:4くらいで綱引きです。

*1:だから最初はこのライブも見送ろうと思ったんだけど、逆に言うとこの機会を逃したらわたしの人生に岡村ちゃん接触しないで終わるでしょうねと思い、なんか行くことに

*2:前日に観たZAZのライブがすごくよかったので、「この余韻をぶちこわしたら恨むよ」と言われどぎまぎした。わたしにはどうにもできないのにひどい