妹とテレタビーズとわたし

妹の誕生日が近いので、プレゼントになにが欲しいかを聞いたら、「テレタビーズのCDが欲しいんだけど、中古でも高くて買えない」。ほんとだー、アマゾンで9千円近い値がついてる!しろめ。むむむー、この値段がついているってことは、この値段で取引されているってことは、相場がこれってことだよね*1。そうか。あたい、世間知らずだった。一週間ほど中古CD屋をはしごする日を過ごすも、目指すCDは見付からず。困っているところにヤフオクで輸入盤。送料込みで千円で買えた。ばんざい。実は年に一度の誕生日に、テレタビーズのCDをねだる、妹のアホさ加減がいやだった(だって赤子をかかえた専業主婦で、ふだん自分のものなんてあんまり買わないだろうにだよ。たまにねだればテレタビーズって)。さあこれで、こころおきなくほかのものをねだるがいい、妹よ。
「えっホント?うれしい!ありがとう!!じゃあねじゃあね、リトム見てくる!」
リトムとは、テレタビーズグッズの通販サイト(→☆*2。妹、とことん、アホである。しかしこれが、ここ最近のなかでいちばんの、妹と自分の血のつながりを感じたできごと。

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The Album

The Album

CDが届いたので検盤の意味をこめて試聴。エッオーエッオー言うている。フニャラカフニャフニャテーレタビー♪テーレタビー♪おおあの唄。あっ小芝居がはじまった。またエッオーエッオー言い出した。英語‥なに言ってるのかよくわからない(幼児向け番組なのに‥)。日本盤なら日本語だったんだろうなあ。ラーラが踊っている気配。あっまたエッオーエッオー言い出した。‥このCD、こわい。声だけで姿が見えないと恐怖がたかまる。気配はすれども姿は見えず。こわーい‥!(恐怖刺激はどうしてこんなに魅力的なのか。とりつかれたように聞いているわたし)

*1:思うに、日本でそれほど流行しなかったため、市場にでた枚数が少ない。かつ、買った人はもともとモノ好きで、手放さない

*2:パチモノというか、正規ライセンス品じゃないものを「テレタビーズ風」と明記して取り扱っているところがふところ深い(ちゃんと断り書き付き)。しかしテレタビーズ風、いんちきくさくてむしろリアル