2008-01-01から1年間の記事一覧

美学校:ゲスト 酒井景都

今月のゲストは、モデル・デザイナー・ボーカリスト・文筆家‥。乙女の夢、夢の乙女、酒井景都さん。睫毛がながい、目がキラキラ、ほそーい!しろーい!綺麗ー‥。妖精さんいらっしゃい‥(動揺して三枝)。 今日のおやつは景都さんのリクエスト。うふふふゼリ…

fantastic fantasy

愛おしき隣人 @早稲田松竹

愛おしき隣人 [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2008/11/28メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (39件) を見る予告編は素敵だったのだけどな‥(本編でも音楽は素敵だった)。コンセプト以上のものを感じることはできなかった。理…

茂田井武展(こっそり画帳を囲む会) @ちひろ美術館

「(こっそり)画帳を囲む会」参加がてら、2度目の生誕百年展。夕方あたりが暗くなってから美術館へ入ったためか、前回とはすこし違ったこころの角度から鑑賞。すこし違う角度から見ても、展示室1(夢と記憶の破片)ではやっぱり溜息をもらし、展示室2(…

ピアノ、ラッパ、ゲックゲック

喜劇 とんかつ一代(1963) @新文芸坐

〜検証・日本映画(4) 映画作家・川島雄三 :笑いに秘められる哀しみとニヒル〜 タイトルのあたまに「喜劇」を名乗ったとおり、コテコテのここまでか!のパワフルコメディ。「♪とんかつを食えなくなったら死んでしまいたい♪」で始まり、「♪とんかつの油のにじ…

リボン・シトロン

ゴンバ社 森とキノコ展 〜forest gomba〜 @ギャラリー孔雀堂

【ゴンバ社ブログ(:→☆)】 かわいかった!かわいかったよ!キノコのなにがかわいいんだろう?まるいかたち?あかいかさの色?かわいいね。かわいいよ。ドーパミン全開。顔出し写真も撮ってきた。ちんまり散財うれしい悲鳴。16日までなのでぜひー。(場所は…

ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情 @国立西洋美術館

すごく独特の空間で、おもしろかった。緻密で写実的でありながら、現実性を無視した風景画(おもに室内画)。誰もいない部屋の美しさ。モノトーンに近い色彩。窓からさしこむ白い光は、室内の暗さを際立たせるよう。誰もいない部屋の美しさ。‥ってなに。ハン…

地球でさいごの二人

珊瑚の島で千鳥足

珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」 (角川文庫)作者: 銀色夏生出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/10/25メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (32件) を見る実は、というほどでもないけれど実は。「つれづれ」*1以降も…

赤坂の姉妹より 夜の肌(1960)/女は二度生まれる(1961) @新文芸坐

〜検証・日本映画(4) 映画作家・川島雄三 :笑いに秘められる哀しみとニヒル〜 【赤坂の姉妹より 夜の肌】 なんというか叙事詩。女を武器にがんばるお姉ちゃん(淡島千景)を、妹二人が非難するのだけれど、お姉ちゃんのがんばりのおかげで今の生活があるの…

貸間なし

わたしの実家のあたりは、野良猫の勢力争いが激しい。野良猫がたくさんいるのは、親・野良猫派の家庭が複数あるわけで、そのこと自体はいいと思うのだけど、勢力争いが激しいのは、しょっちゅうけんかがあったり、仔猫が育たなかったりと、少々切ないという…

貸間あり(1959)/雁の寺(1962) @新文芸坐

〜検証・日本映画(4) 映画作家・川島雄三 :笑いに秘められる哀しみとニヒル〜貸間あり [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2005/11/25メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (17件) を見るやけにごちゃごちゃした下宿コメディ。「さよならだけ…

花に嵐のたとえもあるさ

風邪をひきはじめたわたし

実は先日「風邪のひきはじめとわたし」を書いたのは、職場で風邪が流行っていたからで、あのあと2・3日、風邪と健康のはざまをふらふらしました。早寝と漢方薬が効かないなんて!ちくしょう呪いか!と震えていたけれど(すぐに呪いで解決しようとするのは…

歩いても 歩いても @ギンレイホール

観おわったあと、しょうもなさふくむこの世界が、尊く大事なもの思えて、すこし胸をはりたくなった。いろいろな思いをだいじにしたくなる、いい映画だった。こういうのを押し付けがましくなく、ほどよい距離感で画面にだせるのって、すごいな。是枝映画って…

なかべそ

マロンパフェ2008(前編)

秋といえば栗。異論はありますまい。秋のたのしみ、それはマロンパフェ。今日は『前編:御三家編』。御三家というのはあくまでわたしのなかで毎年行くことにしている3店であって、実は千疋屋には「銀座千疋屋」もあるんですね‥(めまい)(参考:→千疋屋の…

アベジュリーなんでも歌う @mona records

何度目だろうの「なんでも歌う」企画。これ大好き。はじめのうちはリクエスト曲にデキシー時代の曲をあげるのはいけないのだろうか、でもソロになってからの曲は普段のライブで聞いているしなあ、とモジモジしていて(たぶんほかのお客さんも)。結果ごった…

切手市場と額面とわたし

高まる切手熱を抑えきれず(うそ)、ひさびさの切手市場。開場と同時に入場するのが真の切手ファンらしいけれど、そもそも真の切手ファンではないのと、このあと出かけるので実にのんびり、閉場1時間ほどまえに会場入り。がらんとしていたけれどそのぶん見…

さよならスナッキー

いまここにある風景/バックドロップ クルディスタン @新文芸坐

「ワールド・プレミアム・シネマ Vol. 3」ということで(?)ドキュメンタリー2本立て。おもしろかったけど映画の日なんだから、もっと派手な普段観ないような映画を観ればよかったかな(でも新文芸坐の上映は今日明日の2日間だけなので仕方ない)。 :::::…

風邪のひきはじめとわたし

風邪の季節になりました。風邪はひきはじめが肝心。「あれ?もしかして」の「あ」を思った時点で、葛根湯でも飲んで早寝をするべきです。あと一日具合を見て‥、なんて思ったら遅いです。 (以前通っていたお医者さんに、ひきはじめの日が勝負で2日めは危な…

ルル

キセル入門CDについて考える

おそれていたことが。質問されたらやだな(困りすぎる)と思っていた質問、「キセル入門として1枚目に買うのはどのCDがおすすめでしょう?」をいただきました。どれからでも安心して門を入ってくるがいい。と思うのですが、3枚目と4枚目以外がいいかな…

昔の日記とわたし

切手の整理をしていたら、昔(90年代初頭)の日記帳が出てきてびっくり。この頃の自分、日記つけてたんだ。すっかり忘れてた。自分の肉筆日記はとにかく恥ずかしくて、1ページと読みすすめなかった*1 。ちなみにこの頃はライブ絵日記もつけていた(月2〜5…

ビューティフルディ

新文芸坐に行くつもりじゃなかった

新文芸坐に行くつもりじゃなかった。

真田風雲録(1963)/みな殺しの霊歌(1968) @新文芸坐

〜鬼才・加藤泰 情念の鮮烈と奔流〜真田風雲録 [VHS]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 1996/12/13メディア: VHS クリック: 62回この商品を含むブログ (11件) を見る真面目なんだかふざけてるんだかわからないニヒルな映画 *1。出鱈目でおもしろかった。‘…