おでかけ

東京都写真美術館

夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史(→☆) リアルお侍さんの写真が見られる!とわくわく期待しすぎたせいか、期待ほどのときめきはなかった*1。だってリアルに昔の写真は、小さくて暗くて、ものすごく集中力が必要とされるんだもの。逆にまったく期待して…

じみなゴールデン

ゴールデンウィークなので新宿のゴールデン街へ。ひらた青年が一日店長を務める「うさきっさ」におじゃま。一日店長ということで、利益の追求とか度外視した、たぶんお客さんが来れば来るほど赤字だろうなあというメニュー構成に感服。あの値段であの美味し…

ムーミン展 @大丸ミュージアム東京

〜日本・フィンランド修交90周年〜タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館蔵 世界中で愛され続ける知恵とユーモア、そして温かさ。 (略) 本展は、ムーミン全9話の中から、タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵するトーベ・ヤンソンのムーミンオリジナ…

カルティエ クリエイション @東京国立博物館 表慶館

「Story of …」 〜 めぐり逢う美の記憶 〜 日仏交流150周年を記念し、フランスを代表するジュエラー、カルティエが所有する1370点のアーカイヴピースを中心に、276点を展示。監修・デザインの吉岡徳仁氏が、それぞれの宝飾品に秘められたストーリーを演出し…

映画のポケット

ゆかぞうさんの晴れ舞台を拝むべく、「映画のポケット@気流舎」におじゃましました。今回のトークテーマは「映画における『家』」。なんつう幅広い‥。どんなトークになるのかなーと思ったら*1、ゆかぞうさんはやはり大好きなジュリ一をからませてきたので、…

野町和嘉写真展 「聖地巡礼」@東京都写真美術館

写真家、野町和嘉は20代半ばでサハラ砂漠を訪れ、大地のスケールと、過酷な風土を生きる人々の強靱さに魅せられたことがきっかけとなって、今日までドキュメンタリー写真を撮り続けてきました。(略) 35年余に及んだ取材地域は、ナイル川全流域からエチオピ…

アースディ2009

ものが食べられないお祭りなんてお祭りじゃない*1。そんな間違った概念があるので、アースディ、もういいかな、と思っていたのだけど。祭りが好き・屋台が好き・民族音楽が好きなKにひっぱられて代々木公園へ。思った以上によい買い物ができたのでよかった…

劇団未来劇場 シャンテ・ラ・レビュー part18 @博品館劇場

乙友と待ち合わせて、水森亜土の劇団「未来劇場」のレビュー公演(マチネ)。 2月の授業のときに、「亜土ちゃんランドをつくるとしたらどんなものにしますか?」という質問に、「毎日レビュー!レビューがいま、一番たのしいの。日本には、大人がたのしめる…

高野文子 挿絵展「ねたあとに」

@朝日新聞東京本社コンコース(→☆)ぼんやりしてたら、こんな夢のような展覧会が。東京すごい。 あわてて築地まで駆けつけたものの、ガラスケース越しに拝むには、挿絵は小さく‥あまりにも遠い。もともとの状態がキレイすぎるのもあり、臨場感?は感じられ…

豊島区立 熊谷守一美術館

せっかくの平日休なので、贅沢に二本立て*1。いつか行かなくちゃと思いつつ行きそびれていた熊谷守一美術館(→☆)。「素敵なところだよ」と評判は聞いていたけれど、実際ほんとに素敵なところだった。 要町の住宅地にさりげなくある美術館。壁にありんこの絵…

生活と芸術 アーツ&クラフト展

ウィリアム・モリスから民芸まで @東京都美術館(→☆)ウィリアム・モリスの絵を初めて見たときの驚きは忘れられない。ウィリアム・モリスの原画をこの眼で見ることが出来るなんて。考えたこともなかった。一体どんなもんだろう、どきどきぐるぐる、あれこれ…

チェコのキュビズム建築とデザイン

@INAXギャラリー(→☆) キュビズム。なんとなく知ったような気になっているけど説明できないあのかんじ。チェコの不思議建築物写真の展示。ほんとに不思議な異空間だった。あの狭いINAXギャラリーが、どこまでも続いているような錯覚を覚えた。まっすぐなの…

ムーミンプレミアムコレクション in Ginza 2009 

@銀座三越(→☆) 毎春恒例の銀座ムーミン展に、ついに初参加。予想したとおり、物欲とたたかうのがたいへんで、へとへと(物販展だもの)。でも、最終日だったのですでにあれこれが完売していて‥。ありがたいやら肩透かしやら。いいんだ‥。ムーミンカフェに…

中原淳一展 美しく生きる 〜愛する心〜

@松屋銀座(→☆) ずいぶん前の記憶だけれど、河口湖にあった中原淳一美術館って、こういう構成だった気がする。それいゆのバックナンバーがずらりと並んでいて、お人形のコーナーがあって、絵があって洋服があって写真があって。久しぶりにあの感じを味わう…

3月に観たあれこれを淡々と記録

【荒井良二のいろいろ展】@3/7 世田谷文学館(→☆) この日はR氏の「いちにち店長」*1&サイン会&トークショーの日だったため、世田谷文学館はひどく混んでいた。入場者数の新記録がでたとか。でもそのえらく混んでいるお客さんパワーをうわまわる作品群の…

フランスの古い紙公告展−1950〜1980年代− @LOGOS GALLERY

1950年代から1980年代まで、フランスの古きよき時代を彩った紙広告の展覧会を開催します。広告印刷物が教えてくれる当時の空気感、エスプリを感じられる展示内容となっております。ボールペンが当たり前ではない時代。冷蔵庫が電機ではない時代。現代の生活…

浅草新劇場

ところで浅草の名画座といえば、ジャパニーズ・グラインドハウスにして、ある種の流刑地。わたくしなどにはまだ早い場所だと思っておりました。でもこのタイミングで「カモとねぎ」がかかるのもなにかの縁だもの(みつを)。背伸びしつつ潜入した浅草新劇場…

切手の博物館

なんだかんだでちょこちょこでかけている切手の博物館だけど、今回の2本立ては特によかった。企画展示の仏像展は3/29までだけど、特別展示の絵葉書展は2/15まで。急いで!走って!!(長文だけど、たたみません) 【ザ・仏像展】 〜仏像の魅力を、たっぷり…

画家の書棚に見る昭和アートブック史 

〜宮本三郎文庫より @世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館〜 http://www.miyamotosaburo-annex.jp/ 画家の書棚ということで、宮本三郎が装丁した本*1や、その時代の(画家の目にとまったということは美意識の高かったであろう)本やらをながめる。ガラスケ…

テーブルウェア・フェスティバル2009 @東京ドームシティ

〜暮らしを彩る器展〜(→☆) 自分には縁のないおまつりだと思っていたテーブルウェア・フェスティバル。自分には縁のない器だと思っていたfranz*1の食器を買うため出掛ける。おまつり中のみもらえる、豪華なおまけに目がくらんで。清水の舞台から飛び降りた…

及川賢治(100%ORANGE)exhibition @トムズボックス

シルクスクリーンというせいもあるのか、いつもとちょっと違う感触がおもしろかった。展覧会のスタンプを、手帳に押させてもらって1年間いっしょなり。 (久しぶりにトムズボックス行ったら欲しい本だらけ。困りつつうれしくてムズムズした)

素朴美の系譜 @松涛美術館

日本の絵画には、リアリズムのみを目指さずに、描き手の心のうちを素朴な表現で描き出そうとしたものが多く見られます。その萌芽は室町時代の御伽草子などに求められますが、江戸時代には大津絵や禅僧白隠の禅画、自らの心情を率直に表現した浦上玉堂の南画…

デザイン満開 九州列車の旅 @INAXギャラリー

近年、車輛のデザインが大きく変わりつつあります。その先駆けともいえるJR九州では、数々の鉄道ルネッサンスを打ち出してきました。車輛のかたちに、贅沢な空間をのせて走る「旅する空間」の新たな楽しみ方や魅力を紹介します。(→HP) 九州は豪華列車…

庭 最終日

10月の終わりにハジメテ行って、ワーいいところ!と感動した喫茶店「庭」。これからちょくちょく通おうーと思ったのもつかのま、閉店のお知らせ。なんてこったい。会社の帰りに2回寄って、今日の最終日で4回め。さびしく思うほどのつきあいが出来なかった…

横浜市電保存館

夏に「たまでん」のまあるいフォルムに魅了されたことを母に言ったら、「あら!昔、家のまえの道にも市電が走ってたの覚えてない?」。「‥‥。覚えてない。昔っていつぐらい?」「そうねえ‥。あんたがまだ生まれてなかった頃‥」。お母さん、それ覚えているわ…

GSワンダーランドトークショー @阿佐ヶ谷Loft A

サエキけんぞうのコアトークvol.78 GS最前線:徹底解明!傑作映画『GSワンダーランド』〜日曜は昼からGSだ!〜 本田隆一(監督)/サリー久保田(音楽担当exファントム・ギフト)/高浪敬太郎(主題歌編曲担当exピチカート・ファイヴ) ←病欠 :サミー前田 / …

菌類のふしぎ展 @国立科学博物館

科学的なキノコ祭りが開催されていると聞き上野へ。正式には菌類のおまつり(きのことカビと仲間たち)(→☆)。 「菌類」(きのこ・カビ・酵母)は、形もはたらきも驚くほど多様で、動物や植物に匹敵する大きなグループです。本展覧会では、500点あまりの標…

クモの網展 - What a Wonderful Web ! - @INAXギャラリー

この展覧会(→☆)、すごいたのしみにしてたのに、「日曜祭日定休。平日18時まで」というのに泣かされて、最終日まで行けんかった。行けてよかった。INAXギャラリー、次回の展示(デザイン満開 九州列車の旅:12月3日〜09年2月21日)もたのしみだけれど、行け…

茂田井武生誕100年記念トークショー @池袋ジュンク堂

〜 『父・茂田井武のことなど』 後藤暦 × 聞き手 大村祐子 〜 生誕百年目を記念して、茂田井家の次女・暦さんに、お父さんの思い出を語っていただくトークショー。聞き手の大村さんは、JULA出版局(「茂田井武画集1946→1948」「古い旅の絵本」出版)代表の方…

茂田井武展(こっそり画帳を囲む会) @ちひろ美術館

「(こっそり)画帳を囲む会」参加がてら、2度目の生誕百年展。夕方あたりが暗くなってから美術館へ入ったためか、前回とはすこし違ったこころの角度から鑑賞。すこし違う角度から見ても、展示室1(夢と記憶の破片)ではやっぱり溜息をもらし、展示室2(…