おでかけ

硝子壜の残像 @杉並区立郷土博物館 分館

〜ガラスびんに映った杉並の風景〜 展覧会のチラシがたいそう魅惑的だったので、最終日にすべりこみ。思ったとおり、思った以上に魅惑的な展示だった。 どの瓶たちも麗しかった。昭和初期の化粧品の瓶たちのデコライティブなフォルム。駄菓子屋さんのひょう…

川越まつり

川越まつりに行きました。いろいろな通りに出店がたくさんでていて、そのなかを山車が通るお祭り。 出店ウォッチャーとして有意義だった。新しい出店の流れはグローバル化でしょうか。クレープに始まり、ケバブやトッポギは定番化したと言っていいのでは*1。…

knot #4 exhibition 糸キノコ @ラ・ロンダジル

日付は違うのだけど乙友に誘い誘われ、糸編みキノコアクセサリーの展示へ(→☆)。 糸編み、この繊細なもの*1。息を詰めてうっとり凝視。ガラス瓶やシャーレのなかにキノコという展示法も素敵だった。 お気に入りの黒いコートにこっそり黒いキノコブローチを…

もう中学生幸せになるギャグアート展 @パルコファクトリー

シネマライズのすぐそばでやっていたため(→☆)、目ざとく発見したKに連れられて鑑賞。はからずもオモシロカッタ。 展示のメインは舞台装置(というか、アレ。ダンボール)。その他は、「もうお父さんの個展」(もう中学生のライブチラシはお父さん画伯の手…

「あがた森魚ややデラックス」 特別展 @ポスターハリスギャラリー

すっごい楽しかった!(→☆) 今日から公開されてる映画、「あがた森魚ややデラックス(→☆)」の宣伝展示と思うんだけど、宣伝なのに有料(200円)なの。世知辛い*1。それでも映画予告としては、これ以上ないんじゃかいってくらいワクワクした。ロードムービ…

メアリー・ブレア展 @東京都現代美術館

私は“3つの仕事”をした。妻であり、母であり、そしてプロのアーティストだった。 色彩に生きた女性アーティスト、メアリー・ブレア。スタジオジブリと届ける、たった一度の展覧会。(→HP) 大量の展示に、溺れそうになった。 上質なお菓子のように甘く深…

バービー50周年記念展 in Yokohama @横浜人形の家

神奈川文学館の、すぐそばにある横浜人形の家。放心しながらも、バービー展なら行かなくちゃ。放心しながらわくわくしてきた。バービー本体もさることながら、小物やパッケージの洒脱さがすごい‥。尊敬します、アメリカ。 横浜人形の家では横浜開港150周年を…

茂田井武展 @神奈川近代文学館

−子どもたちへの贈りもの− 画家、絵本作家・茂田井武(1908〜1956)の作品には、子どもたちへの優しい愛がこめられています。 茂田井は自分の幼い日々の懐かしい思い出や海外旅行の体験をもとに、光り輝く不思議な世界や夢の物語の数々を描き出して行きまし…

魅惑のカンバン・ハリガミ展 @江戸東京たてもの園

きて!みて!きいて!カンバン・ハリガミの世界へようこそ (→☆) 私たちの暮らしを取り巻く華やかで美しく、時にユーモラスな看板や貼り紙たち。本展覧会では、豊富な資料とともに、その歴史と実態に迫ります。江戸時代から昭和40年代までの看板や幟(のぼ…

UMEZZ!カーニバル'09 @科学技術館・サイエンスホール

あまりに世の中に訃報がつづくので、「生きているうちにあの人にきちんと愛を伝えたい」。神妙なきもちになり、でかけてまいりました。 「熱狂!楳図カーニバル」(→☆)。(失礼ですか) ::::: 結論から言うと、そんな心配まだ早い。楳図先生はとっても…

追悼 赤塚不二夫展 @松屋銀座

日本漫画史の歴史に輝く数々の名作品を残し、「ギャグ漫画の帝王」の呼び名で親しまれてきた赤塚さん。同展では昨年8月に72歳で逝去した故人をしのぶとともに、数多くの作品、赤塚さんのギャグ人生や幅広い交友関係などの写真を通して、赤塚さんの世界を「ギ…

ステッチ→アイウェイ→チムニー

お友達に誘ってもらって現代美術デー。 【ステッチ・バイ・スケッチ 針と糸で描くわたし】 @東京都庭園美術館 タイトルにある「Stitch(ステッチ)」とは、「針を運ぶこと」という意味です。この言葉から、あなたは何を思い浮かべますか? 多くの人が想像する…

個展 忌野清志郎の世界 @ラフォーレミュージアム

少年時代から2009年までに描いた絵画、レコードジャケットやポスター、そして衣装、ステージ写真やポートレート、本展のために編集されたスペシャル映像などで見る、「忌野清志郎」という比類なき個性。(→HP) ファンなのでね、うれしかった。出来れば彼…

長野途中下車

朝、6時台の新幹線に乗ることになりました。やれ4時半起きとか始発乗りとか、「そんな無茶な」会話を尻目に、都内に宿をとりました。あこがれの山の上ホテルも、プランによっては別館が、一万円ちょっとで泊まれるの(チェックイン20時以降、チェックアウ…

下赤塚の思い出

この先しばらく郵趣ネタが続きそうなので、先月ふと行った下赤塚について書きます。ひいい。さらに地味になったけど気にシナイ。 下赤塚に行ったのは、TV「もやもやさまぁ〜ず」で、そこに大仏があることを知ったから。ちなみに番組内で紹介されていたのは…

むし展 @ニヒル牛2

年に一度のむしの祭典、ニヒル牛2の「むし展」にお邪魔しました。乙友のTさん(好きなむしはハナカマキリ)が参加してるのです。今年はじめてむし展を見る漫画番長に、去年は虫のクッキーがあったんだよ、クッキーのうえに黒い虫(実物)がトッピングしてあ…

アロイーズ展 @ワタリウム美術館

アロイーズは、1886年にスイスで生まれ、ポツダムのサンスーシ宮殿でヴィルヘルム2世の王室付司祭の子どもたちの世話係の職などを務めた。31才で統合失調症となり、32才から78才でなくなるまでの46年間を病院で過ごし、自分の精神世界を追い求めて絵を描き…

堀内誠一 旅と絵本とデザインと @世田谷文学館

雑誌のアート・ディレクターとして、また、絵本作家として、多彩な創作活動を繰り広げた堀内誠一。本展では、幼少期から晩年に至るまでの足跡をたどり、「旅」・「絵本」・「デザイン」の3領域にわたる創作活動の全容を、約200点の作品・資料によってご…

北島敬三写真展「ヘンリー・ダーガーの部屋」 @小出由紀子事務所

ヘンリー・ダーガー(1892-1973)は人生の後半40年をシカゴの貸間に暮らし、15,000ページを超える叙事詩『非現実の王国で』を綴り描いた。 不世出の偉才のねぐらにしてアトリエだったその部屋は、ヴィヴィアン・ガールズや珍獣ブレンゲンが活躍する「非現実…

@横須賀美術館

【手のひらのモダン―『コドモノクニ』と童画家たち」】 『コドモノクニ』は、文化の大衆化が急速に進んだ大正期の風潮のなか、鷹見久太郎が経営する東京社(現・アシェット婦人画報社)から大正11(1922)年に創刊され、昭和19(1944)年まで刊行された子ど…

大船フラワーセンター

蓮の花が見たくなって、早起きしてフラワーセンターへ。 早起きしたのですいているかな?と思ったけれど、朝7時台の園内は、どっこい老人天国。というか天国?というほどの老人率。天国が先か老人が先か‥。しかし老人が皆円満な性格なわけでも、皆頑固で融…

切手の博物館

今回の展示は「飛んで・跳んで・翔んで」。シュール‥。。まあ、空を飛ぶものいろいろなんだけど、動物から風船から木の葉からスペースシャトルまで。まさにいろいろな飛行物が世界万国から。小さな切手展示の可能性は限りない。 ところでこの展示のなかで一…

考えるキノコ −摩訶不思議ワールド− @INAXギャラリー東京

きのこなのでね。たのしかった。いろいろなきのこがあるように、いろいろな切り口の展示がびっしり。標本、樹脂標本、写真に絵画に切手にアリスの絵本。きのこ愛、奥深し。もはや迷宮。わたしがうれしかったのは、樋口源一郎氏(きのこや粘菌記録映画の神。…

いつかのゆめのきおく @ギャラリーバンブー

網中いづる(イラストレーター)、甲斐みのり(文筆家)、梅田ゆう子(装飾家)、坂内麻里子(ショップバイヤー)、異なる世界で活躍する4人が結成したユニット「meow」(ミャウ)が、いつか見た夢の記憶をテーマに企画展を開催いたします。 窓の外の風景、…

わたしの句読点 @たばこと塩の博物館

わたしたちの生活に、「いっぷく」や「ひといき」といったリズムを与えてくれる酒、たばこ、コーヒー・お茶。これらの嗜好品は、まるで文章に「、」や「。」といった句読点をつけるように、わたしたちの日常にアクセントをつけてくれます。 今回、たばこと塩…

根岸散策

【三渓園】(→☆) おおきな公園、憩いの場。季節の花と猫。遠くにかすむ工業美。 南門から見た風景。 守る。守るよ。 結婚式。いろいろ結び中。 紫陽花は雨待ち。 てっぺんまで登ったご褒美。工業地帯のまあるいタンク。 バスの車窓から。 バスで三渓園行っ…

村山知義と三匹の小熊さん @ギャラリーTOM

1984年に創設されたギャラリーТОМは、このたび開館25周年を記念して、ながらくビデオ版のみ頒布されていた村山籌子・村山知義の共作のアニメーション『三匹の小熊さん』のDVD版を発行することにいたしました。 この展覧会は、その発行を記念して、『子供之友…

上野伊三郎+リチ コレクション展 @目黒区美術館

〜ウィーンから京都へ、建築から工芸へ〜 わが国のモダニズム建築の揺籃期、関西初の建築運動となった「日本インターナショナル建築会」を組織した上野伊三郎(1892-1972)は、ブルーノ・タウトを日本へ招聘した人物として、伊三郎と1925年に結婚して日本に…

青山ロックンロールショー

仕事帰りのKにつきあって青山葬儀所。でも、お別れなんて言うつもりはなくて、大好きなことと、感謝の気持ちを伝えたくて。 19時に渋谷で待ち合わせて、19:15に列に加わって*1。のろのろ歩きながら、葉っぱの匂いをかいで、東京タワーや月を見て。これは、…

国宝 阿修羅展 @東京国立博物館

意外に夕方はすいている、と聞いたので、恵比寿で友達と別れたあと、ひとり上野へ(→☆)(友達は原宿はラフォーレに人形展を見に。思えばお互い遠くへ来たもんだ)。まだ入場規制がされていたので、ふだんはいかないミュージアムショップで時間をつぶし(下…